様似駅前民宿日記アポイ岳山麓の宿泊は北海道様似町の民宿旅館へ: 09/01/2011

2011年9月30日金曜日

様似町にも憩いの場所が出来ましたよ～！

「風にそよぐ花々が美しい。そう素直に思える自分がかわい
い」…これは表面に書いてあった言葉。

「昨日は素敵なお花をありがとうございます。感動しました
!!本当に嬉しいです。娘が作って店で出しているフロランタ
ンと言うお菓子です。チョコ味は今日から販売の新製品です。
一口ご賞味して下さい。コーヒー飲みにいらして下さいね!!」
…これは裏に書いてあった言葉。

こんなホッとするメッセージカードと、クッキーを綺麗な袋
に入れて持って来てくれたのは、新しく大通り１丁目、それ
も様似町役場の真ん前に出来た「カフェ・マザァー(電話0146
ー36ー3055)」の奥さんでした。

感動したのは逆に私の方でして…以前から私のブログを密か
に見ていて、ブログファンだったそうな。
「いゃあ～、嬉しかった！」

様似駅に降り立った人の過ごし方を良～く見ていると、帰る
列車の時刻まで町の中をウロウロ～ウロウロ～しているだけ
の姿を見掛け「町の中にコーヒーが飲めて…、軽食が食べれ
て…、お喋りができて…、そして人と人との出逢いの場がど
こかに出来ないものか？」といつも思っていました。

外観は黄色の建物ですが、営業中にはお店の前に「つぶカレ
ー・コーヒー」と書いた看板が立っています。
店内はママさんのセンスが光るお洒落な雰囲気のインテリア、
ご主人手造りの椅子やテーブルが置かれ、更にママさんのお
姉さん夫婦の陶器作品(お姉さんの雅窯、そのお姉さんの旦那
さんのABO窯。電話0166ー62ー4851)が展示販売もされ、５人
きょうだいの仲の良さが良～くわかります。

早速遅ればせながら大好きな花屋さん浦河町「フローラル・
イシダ」のアレンジ花を持って開店祝いを。
「どうぞ、これを機会に仲良くお付きあいを…。クッキーは
とっても美味しいですよ～」

今夜の献立はしまホッケ焼き、冷豚しゃぶしゃぶ、大根の酢物
、タコ刺身のイクラのせそして久々にホタテのシチューとなり
ました。

「お母さん、近いうちにカフェ・マザァーにつぶカレー食べに
行くべぇなぁ～」だって。
皆さんも是非様似町にお越しの際は、ここ「カフェ・マザァー」
をご利用下さ～い。

心配していた「おひさま」の日向子ちゃん。
腕の火傷だけで済んで良かったですねぇ～！
「良かった！良かった！」

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2011年9月29日木曜日

我が家は「お日さま」を見てから仕事開始で～す！

「あ～っ！日向子ちゃん！危ない！危ないよ～！」
「ガチャガチャ～ン！」
「あ～っ！日向子ちゃ～ん？」

最終編に入り、今まで以上により一層力を入れて見ているNHK
連続テレビ小説「おひさま」の今朝のワンシ～ン。
丸山日向子ちゃんを演じる曾我美月ちゃんの演技の上手さと
キラキラ！と目を輝かした可愛い顔の表情にいつも惹かれて、
朝食後の15分間は夢中になっています。

このドラマが終わると「さあさあ～！今日も１日どんなもん
だかやってみるか？」って、客部屋の掃除にかかるのが我が
家のパターン。
こんなにこの子に気持ちが入るのも、実は私の姪の子供(兄の
孫)のNちゃんにちょっぴり似ているから。
大ファンになっています。

リボン飲料のリボンナポリン、それも道内自治体のイメージ
キャラクターが描いてある道内限定リボンナポリンを持って
写真に収まってくれたNちゃん。

ボトルの真ん中に様似町のイメージキャラクター「アポイちゃ
んとカンラン君」の絵が描いてあるのがおわかりになります
か？

そのキャラクターのボトルを見つけたら是非買って様似町を
「応援して下さ～い！」

昨日のブログに登場した我が町の坂下一幸町長さんは「第２
回日本ジオパーク全国大会洞爺湖有珠山大会(詳細は一番最
後をご覧下さい)」に出席。
10月１・２日の２日間、駅前民宿もその大会に出席された糸
魚川ジオパーク推進室の皆さんや、熊本県天草市の御所浦白
亜紀資料館の皆さんをお迎えします。

「お母さ～ん、何を食べてもらおうかねぇ？あの日向子ちゃ
んの様にしっかりともてなしたいものだ」
「お父さん、日向子ちゃんがどうなったか、それも心配なの
さあ～。火傷をしていないばいいけどねぇ～。可哀想で今朝
は…泣けたわ～！」

第２回日本ジオパーク全国大会洞爺湖有珠山大会について。
今日29日正午から10月１日まで。
洞爺湖文化センター(洞爺湖町洞爺湖温泉142)にて。
日本中の３０のジオパークの、それぞれの取り組みの発表や
講演があります。
入場料は無料。
「どうぞ検索してみて下さいねぇ～」

2011年9月28日水曜日

町長さんのマメ？な姿を見習って私達も頑張らなくては…。

今日も良い天気。
一面の青と真っ白な雲がいい案配に綺麗な秋の空を作ってい
ました。

昨日のことですが、夕食の手を休め、ふと西の空を見たら、
真っ赤な夕焼けに変わっていました。

西に面した台所の窓が真っ赤に染まり、その手前に見えたの
が様似町役場。
職員が帰った庁舎の中に、たったひとつ町長室だけの灯りが
ついていました。

「町長さん、まだ頑張ってるんだぁ。連日の滞在さん達のお
世話で疲れた～！疲れた～！と贅沢な愚痴？を言ってる私達
とは違い、町の為…、町民の為に…、激務を淡々とこなして
いる町長さんのことを思ったら、まだまだ努力が足りないし
…、私達は少々わがままだなぁ」って反省しました。

更にそのまま見ていたら、右へ左へと腰を曲げ、妙な動きを
してる町長さんの姿がハッキリと。
「うぅ～ん？何をやってるのかな？」と不思議でした。
なんとそれは自分の部屋(町長室)を町長さん自らモップを掛
けているじゃあ～ありませんか。
役場庁舎は全て美装やさんがやってるものだと思っていたか
ら、二度「ビックリ！」
イヤハヤ～、我が町の町長さんは働き者。

今朝の北海道新聞にも「友好町村として仲良くしている岩手
県野田村(東日本大震災で多大な被害を受けた町)の600世帯に
様似町で採れた日高昆布を贈りました」と町長さんが載って
いました(この写真は北海道新聞より掲載しています)。

モップ掛けも一生懸命にやっていた町長さんのメッセージも
入れて発送したそうな。
これに先立ち様似産の米も贈られています。
頑張る町、頑張る町長さん、頑張る町民、そして町長さんを
お手本にして、駅前民宿は今夜もまた滞在さん達との楽しい
夜をすごしていま～す。

またまた漁師さんからの頂きもののつぶをお刺身に。

「お～っ！お母さん。今日の町長室は真っ暗だぞ！町長さん
どこさいったべぇ～？」
「はて？どこに？？？」
こんな様似町を「どうぞ皆さん、応援して下さ～い！」

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2011年9月27日火曜日

我が家にまた武士がやってきた！

以前のことですが、龍馬？にそっくりな髪型をした人が来た
り…、ケーナ奏者が来たり…、STVラジオ「みのや雅彦と幸
代のときめきワイド」突撃レポーター・ロック歌手中島シゲ
キさんが来たり…、そして先日にはプロのボーダーが来たり
…の我が家ですが、そんな人だとは知らずに「私を呼ぶとき
には母さ～ん！でいいからね～」って言うと、みんな次々と
「母さん！母さん！母さ～ん！」って家族の様に呼び始める
もんね～(笑)

生トークしたシンガーソングライター・みのや雅彦さんにも
放送中に「母さ～ん！」と呼ばれちゃって「一瞬で打ち解け、
優しい空気が流れるねぇ～」って言ってもらえたよ～。
それ以来、しっかりとその言葉を肝に銘じて「女将業に精進
していま～す！」

さて昨日からの滞在さんの中に、またまたこんな長い髪を輪
ゴムでグルグル～と束ねた方がいて「Sさ～ん？母さんに後ろ
姿の写真を撮らせてよ～」とモデルにお願いしたら「ほれ！
これでいいかい？この角度がいいかなぁ？」だって。
写した写真がこれ…まさにこれは武士？

そんな楽しい滞在さんに、またまた滞在さんの上乗せ？で、
今夜は目の回る忙しさでした(へとへと～！)
やっと夕食の跡形付けを終え今夜は孫の誕生日のお祝いを…。
滞在さん達みんなに祝ってもらって「ハッピーバースディ！」
病院に行った帰りに買った新ひだか町「スイートますや(電話
番号0146－42－0176)」のケーキを。

それではみんなで「頂きま～す！」

2011年9月25日日曜日

鬼ではなくて獅子舞が…。

道端に咲く花の色が黄色から紫の花に変わり、野菊の花が目
に入る様になりました。

住吉神社の例大祭は秋晴れの爽やかな風の中を「えっさ！ほ
ぃさ！えっさ！ほぃさ！」あっちこっちの町から集まった担
ぎ手によって御輿は街を練り歩きました。

私が小さかった頃の御神輿の動きは、見上げるほどに大きな
御神輿を少々一杯機嫌で興奮気味の？威勢の良いおじさん達
が担ぐ為に勢いがつき、少々怖かった記憶がありました。
…が、最近の御神輿の動きはそれとは真逆？地面に爪先だけ
をつけた状態の？摺り足で静かな動きをして前に前にと進ん
で行きます。

「昔の話をすると鬼が出る？」
今日は鬼ではなくて獅子舞が出てました(笑)

祭りを見たくて孫達を連れて大通りへ。
そこで出くわしたのが獅子舞でした。
「それぞれの願いことを叶えてくれます様に」と、優しい獅
子舞の口に頭を入れて…願い事を。
怖くて最初は泣き出していた妹のあやなちゃん。
「困った時にSちゃんが助けてくれます様に…。そしてもう
ひとつ、おしっこをお漏らししません様に」と。
姉のつきなちゃんは「三陸のSちゃんが見守っていてくれま
す様に…と。
そしてみんなが仲良く暮らせる様に」だなんて。
小さな心を痛めていた様ですね？
(Sちゃんとは南三陸町で亡くなった叔母のこと)。

獅子舞の前脚になったO山さん、後ろ脚になったK西さん、お
二人とも日頃の様似町役場のお仕事から変身しての大活躍。
「お疲れ様でした～！」

夕食の跡形付けを終えたら新ひだか町まで２人の孫を送りに。
「女将さ～ん？気をつけて行って来いよ～！」
滞在さんからも励ましを受けて…。

思いがけなかった孫たちの訪問？は「楽しかった～！」

2011年9月24日土曜日

駅までお迎え…これはお客様には好評！

駅前民宿の玄関から様似駅まで歩いて約100歩(実際に私の足
で歩きましたよ～)
「い～ち、にぃ～、さ～ん、しぃ～、ご～…」
駅に一番近い客部屋から見ると直ぐそこに見えます。

駅に近いと言うこともあり、列車でお越しのお客様や夜遅く
翌朝早くのお客様には重宝されています。

昨夜は雨。
最終列車でお越しになったお客様を雨の中、傘を挿してお迎
えに行きました。
この最終列車には町のF電器店の奥さんとプラザMさんのお客
様と、我が家のお客様神奈川県からお越しのK山さんの３人だ
け。
雨の音と気温の低さも加わって淋しい駅だなぁ？なんて思わ
ぬ様に、出迎えの背中を押してくれました。
「K山さんでいらっしゃいますか？駅前民宿です。お疲れ様で
した～」って。

今朝は午前６時の始発でお帰り。

「大変快適でした。駅へのお迎えありがとう御座いました。
また来たいと思います」と残されていました。

「こちらこそ、長旅お疲れ様でした～！」
駅にお迎えに行ったのがとっても嬉しかったみたいで…。
仕込み時間や夕食時間に支障がでない限りは、これからも喜ん
で100歩の道を走って行きますよ～！

１人増え、２人増え今夜も大慌ての仕込みでした。
献立の１品は天ぷら。

「手間がかかるから、そろそろ始めないかい、お父さん？」
「お～ぉ！そうだなぁ～。その前にちょっと飛んで来るわ！」
私は元気が出る？ドリンク剤のお世話になり…、お父さんは「
ぽん！ぽん！ぽん！ぽん！」飛んで元気を出してる～。

「女将さ～ん！旦那さんを飛ばして～飛ばして～」って外野席
？からとしちゃんコールがかかり今夜も登場で～す。

明日は「様似住吉神社の秋祭り」お手伝いにかり出されるお父
さん。
「明日の為にも頑張って飛んで下さいねぇ～！」

2011年9月23日金曜日

えりも町えりも岬風速46、1キロメートルを記録！

台風15号が沢山の被害を出して、温帯低気圧になって、あっ
という間に通り過ぎていきました。
ゆうべ午後10時半、私が寝る時には窓ガラスがガタガタ～と
音を立てて風が吹き始め「お父さん、台風、怖いから…寝る
よ！寝る！」と言って眠りにつきました。

最近、赤灯台を歩く様になってから１日10000歩～13000歩を
目標にしています。
寝る前に万歩計を見てみると、毎日その数字をキープしてい
ます。
だからなのか寝つくのがとっても早くなりました。

それに昨夜は台風15号の怖さも加わってか？寝たと思ったら
もう朝になってました(笑)。

外は快晴、食堂のまどから見えたアポイ岳も台風一過。
くっきり！

でもまだ波は高く、明日滞在さん達は一旦釧路に戻ります。
高波の為にこの方達の仕事の遅れもお気の毒ですが、私も暫
くはウォーキングをお休み。

さて、またサンマの話になりますが、昨日の塩ふりやきから
がらりと味を変え、骨を丁寧に取り除き、塩こしょうをまぶ
し小麦粉をつけ、少し多めのサラダ油をひいたフライパンで
焦がさぬ様に焼き、砂糖醤油みりんで作った飴状のタレを絡
めて作った「サンマの蒲焼き」を一品に。

賄い食も勿論、サンマ。
私達は熱々のご飯の上に盛ってサンマの蒲焼き丼？！

「うまかった～！明日はどんな料理で食べてもらおうか？」
「おい！おい！お母さん、いい加減にサンマは休め～！」と
言われても、箱で買ったサンマは重宝しています。
お裾分けをしてあげたYちゃ～ん「サンマの蒲焼きは、美味し
かったですか～？」

大雪山系旭岳・黒岳は、今日初冠雪だったそうな。
北海道旅行を予定している方は「どうか寒さ対策もして来て
下さいねぇ～！」

2011年9月21日水曜日

台風15号がやってくる…「お～っ！怖い！」

午後７時少し前のNHK天気予報で、浦河、様似には「大雨波浪
警報」が出されました。

地震…、津波…、原発…、そして台風直撃…、大雨…、洪水…、
そして今日は台風15号が首都圏を直撃！
「最大級の警戒！」だと。

お父さんが前にも言った通り「日本はな～んも悪いことしてな
いのに、なんで次々に災害がやってくるんだべぇなぁ～？」っ
て言葉が身にしみます。

また今夜から一年振りの昆布岩場の掃除やさん(来年度の昆布の
付きがよくなる様にする仕事)釧路市A共立さんの滞在が始まり
ました。

今回は運悪く台風15号の来襲に遭ってしまい、滞在期間も今も
って「？…？…」
台風15号はこの前の台風とは違い時速50キロ、あっという間に
やってきます。
様似は明日？「何事もない様に祈ります」

さっきまでテレビにかじりついていたお父さんは「お母さん、
強風が吹いても飛んだりするものがないかどうか、俺…外回り
して来るわ！」って雨の中へ。

今朝元気に自転車に乗って出発した４年振りのお客様Tさん。
「無事に日程通りに苫小牧市に着いたのでしょうか？」

今夜は友達の漁師さんから戴いた灯台つぶを使った一品をお出
しして、滞在初日の夕食は終わりました。

台風15号の進路になっているあの人この人に「大丈夫ですか？
って電話を掛けてみようよ～。ねぇ～お父さん」

外は雨が強くなってきています。

2011年9月19日月曜日

う～っ！寒い！この気温差？

「いゃんや！昨日と違って今夜は寒いな！お母さん。」

もう半月位になるでしょうか？
ストーブを分解掃除に出したのですが、まだ出来上がってこ
ない(泣)

昨日と気温差がどれだけ違うのでしょうか？
「あ～ぁ、暑い！暑い！」と言っていたのに、今日は「寒い
！寒い！お父さん、ストーブ焚かないかい？」って、とうと
う言っちゃった(笑)

明日は気温13度、日中でも20度までしか上がらないなんて。
「体が付いていかないよ～。居間の大きなストーブよ！早く
戻って来て～！」

昨夜も地震があって、ちょっとでも電灯の下にぶら下がって
いる紐が揺れていると、条件反射で「地震だ！」って敏感に。

赤灯台のウォーキングも、最近では「もしかして、地震が来
たらどうする？」って怖さが先に立ちます。
…が、こんな朝もあるから「止められない？」

護岸の丁度真ん中辺りに差し掛かると、私と同じく風の音、
波がテトラポットに打ち寄せる音、カモメの鳴き声を心地よ
さに変えて竿を垂れている釣り人に出会いました。

「おはようございま～す！釣れてますか～？」
こんな会話から始まりました。

この日の日程を問うと、苫小牧発午後７時30分の釣りバスに
乗って様似に午後１０時到着。
ここから自分が決めた(様似町～えりも町までの間の)釣り場
にそれぞれがバスから降りて釣りを開始します。
降りたところからお昼頃にバスに拾ってもらい、釣った魚の
品評会をやって昼食。
そして苫小牧に向けて帰宅…だとか。
費用はたったの5000円、格安の釣りバスだった様です(笑)
この日の漁は大きな「あぶらこ」と「はごどこ？」

勿論、お刺身も良し…、長ネギと豆腐をパッとはなした醤油
汁も良し…。
朝ご飯の支度を終えた私は、時にはちゃっかりと赤灯台でこ
んな出会いを…していま～す！
釣りも楽しい様似町へ是非、皆さんもお越し下さいねぇ～！

2011年9月18日日曜日

少し早いけど「お父さ～ん？敬老のお祝だよ！」って…。

うちの孫達はお父さんのことを「お父さん！」、私のことを
「お母さん！」と呼んでいます。

…と言うのも一番大きな孫が生まれた時に「爺ちゃんだなん
て呼ばれたもんなら、ひどく歳をとったみたいで、絶対に返
事なんかしてやんないぞ！」と、小さい頃から私がしっかり
教え込んでいたんです。

そのお父さんに、今日は泊まりがけで遊びに来ていた孫のS君
が「お父さん、ちょっと早いけどこれ、敬老の日のプレゼン
トだよ～。お母さんと２人で飲んでね！」ってプレゼントさ
れたのが、このCOーOP青森りんごジュースでした。

「なんで？この子は朝から生協のチラシを真剣に読んでるの
かなぁ？」って思っていました。
お父さんのことを「俺のお爺ちゃんと呼べる人は駅前民宿の
お父さんしかいないんだねぇ～、お母さん」って、何を思っ
たのか、先日ぽっ～んと言っていたっけ。
つまりS君のママは私の娘、嫁ぎ先のお爺ちゃんはもう亡くな
っているから、おじいちゃんはつまり駅前民宿のお父さんが
お爺ちゃんになるって訳で…。

「お父さん、良かったねぇ～。美味しい物をプレゼントされ
て」って言ったら「お母さんも敬老なんだよ！だから２人で
飲んで欲しくて買ったんだよ～」とS君。
「え～っ、私も敬老？」
「そうそう！だから２人で飲んで～」
「あ～ぁ！もう私も敬老のお祝いをされる歳になったんだ～」
皆さんはお爺ちゃんとお婆ちゃんにどんなプレゼントを贈り
ますか？

今夜は１日早い敬老の日、だから…「しっかり２人で茶碗を
洗ってねぇ～！よろしく！」
お父さんも加わって今夜の茶碗洗いは３人でやり始めました。

「おいおい！お母さんも手伝えやぁ」
「お父さんも私とおんなじで祝ってもらう立場なんだから、
手伝わなくてもいいんでないかい？」
「それなら…俺は将棋をや～ろう！２人の孫に感謝！感謝！」

「きゃあ！今、地震が～！揺れてるよ～！」
午後７時３９分浦河震度４、様似震度３だったって！
「お～ぉ！怖かった！」

2011年9月16日金曜日

どうか神様当たりますように

「ロト６・一口200円で億万長者のチャンス!!おてがるカンタ
ン！」

ピンク色のこの紙の上に重ねて「どうか神様当たりますように
…」と一生懸命に手を合わせ、今夜一晩限りの「夢見る夢子ち
ゃん」になった私達？

昨夜「明日帯広厚生病院に検査結果を聞きに行ってくるからね
～。晩御飯の支度までにはちゃ～んと頑張って帰ってくるよ～
！」って言ったら、ゴロ寝をしてたのに、いきなり「むくっ」
と起きて「母さん、母さん。お願いがあるんだけど頼み事をし
てもいいべかぁ」
「Mさん、どうしたどうした？何を買ってきて欲しいのさぁ？
言ってご覧。何？」
「あのさぁ～！実はこの紙を出して、ロト６を買ってきてほし
いんだけど、いいべかぁ？」
「はぁ～？宝くじかい？良いよ～良いよ～。買ってきてあげる
よ！」
「もしこれが当たったら２億円なんだわぁ！当たったら俺、母
さんに2000万円やるからよ～！買ってきてくれないべかぁ。」
「絶対俺、嘘いわないからさぁ。ハイ、これ。」とあらかじめ
書いてあった１枚のマークシートと1000円札を預かって今朝出
掛けました。

午前中の内に「異常ナシ！」と結果がわかり、お父さんはニコ
ニコしながらJR高架橋下の駐車場に戻ってきました。
「お母さん、異常なしだとわかったから、そのお祝いに俺達も
ロト６を買ってみるべぇやぁ～」と、イトーヨーカ堂帯広店で
買って来たのが、この２枚のロト６。

帰るなりＭさんの分を持って部屋に走り「ハイ！買ってきたよ
～！父さんのお祝いに、生まれて初めて買ったから、もしかし
たら母さんが当たるかも？逆に母さんが当たったらＭさんに20
00万円やるからねぇ～！」

今夜も滞在さん達とはこんな楽しい会話で和やかに過ごしてい
ま～す。

「あ～ぁ！今日もこんなに暑かった～！」
例年ならもう厚い掛け布団を出しているのですが、今年はまだ
まだ薄い肌布団で充分。
この時間になってもまだベランダは網戸のまま…。

「明日の新聞発表が楽しみ～！果たして２億円なのか、2000万
円なのか？はてはて、どうなりますか？」
「当たったら家族みんなを連れて沖縄行き！！…決定！」