悲しみから１日も早く立ち直って下さい。

郵便受けに一通の手紙。
「以前にも確か見たことがある字？」
「でも誰なんだろう？」と、思いながら裏を見たら…「案山
子あの人だ！」と分かりました。

「あ～ぁ、Kさんだ。お久しぶり～！」と小さく独り言を呟き
ながら弾んだ気持ちで封を切りました。
読み出した何行目までは良かったんですが、段々読んでいく
内にパンパンに弾んでいた私の気持ちが、す～っと空気が抜
けたみたいにすこしづつ～、すこしづつ～小さくなり、終い
にはとうとう嬉しかった気持ちが、悲しみに変わり涙が止ま
りませんでした。

「…先日は手作りにてのステキな便箋にてのお手紙とっても
嬉しかったです」から始まった手紙。
ところが…「でも先日は風太(お家の中で飼っていた犬)をな
くし…そしてこの２日には風太のパパの亜輝ちゃんまでも亡
くなりました」
悲しみは数えてみると今日でまだ１週間の事。
「…悲しくて悲しくて、案山子さん達はまだカッパを着たま
まです」と。

kさんは悲しみを一生懸命にこらえ私にむけてこんな手紙を下
さいました。
「(私が)受け止めて下さると思い…」と出したそうで、悲し
かった読み手の私の気持ちがチョッピリ嬉しくなりました。
そう言えばここのところ、滞在さん達のお世話で忙しく「あ
の案山子さん達にも会わなかったなぁ～？」

Kさんに会わなかった間に、こんな悲しみがあっただなんてシ
ョックでした。
私は早速、花便箋を作り、１日も早く風太君やパパ犬の亜輝
ちゃんの事を悲しみから思い出になる様に…と励まして手紙
を出しました。「どうぞ元気になって下さいね」


今夜の天使達は、の～んびりと３連休の１日目をすごしていま
す。「寝ん子の起きん子！みんな元気！元気で～す！」(笑)


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