昨夜救急車で運ばれた監督のMさん。
今朝はこのMさんの会社の専務取締役さんが、札幌から早速
挨拶に来て下さいました。
札幌市内の「中村記念病院」に運ばれ、直ぐ処置をし大事に
至らなかったそうです。
…が、約2ヶ月の入院とリハビリの生活。
後遺症は、心配した通りやはり言語障害が…残るとのこと。
「Mさん?今度会えた時には言葉を発声しなくてもてもいい
~。喋れなくてもいい~。駅前民宿にいた時と同じく寡黙な
人なんだなぁ?ってそう思うからさあ~、な~んにも心配な
いでいいからねぇ~!」
今思うと、Mさんが乗っていた救急車とすれ違ったあの時の
私は、ちょうど偶然ラジオから流れてきた歌に聴き入り、泣
きながらハンドルを持っていたんだよね。
その歌は高野健一さんが歌う「ことほぎ~君への遺言」でし
た。
亡くした人を持つ身であれば「いゃあ、この歌は泣けます!」
森繁久彌さんが「寿命がきて亡くなることはめでたいことな
んです。生き抜いた命を祝福する」と言った言葉を歌にした
そうです。
最初の夫、父親、相次いで亡くなった高校時代の仲良し2人、
義理の姉、義理の兄…を亡くし、しみじみとみんなの命を想
い出していました。
方やこの時Mさんは自分の命と向き合っていた?
それぞれに…命を考えた1日でした。
今夜から下請けさん達の交代があり…3人帰って5人がやっ
てきて、また私の手のひらに書いた名前の暗記が始まりまし
た(笑)
「さあ~!ご飯食べてねぇ~!山内さ~ん!菅原さ~ん!え
~ぇっと、あの人は誰だったかなあ?え~ぇっと?…?…?
お父さん?誰だったっけ?」
「昨日、奥さんは綺麗な脳をしてますよ~!って太鼓判を押
されて帰ってきたんだべぇ~?したら、誰だかちゃ~んとわ
かるべぇ~?」
「え~と?え~と?…?」
それでは今日の大通りの街と(観音山から西町に降りる途中か
ら見えた)親子岩をお見せして…また明日。
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