2011年1月21日金曜日

北海道アイヌ協会様似支部の皆さん、頑張ってるよ~!

我が家から国道の信号を渡って海の方へ歩いて行くと、東様
似生活館があります。
1階には「様似町商工会」があり、2階には「北海道アイヌ
協会様似支部(大通り2丁目の2・電話0146-36-5656)」があり
ます。

ここで毎日あるもの?を縫っている、熊谷カネさん(様似民族
文化保存会会長の方)と玄関先でバッタリ!
「縫いかけのチカルカルペを見に行こう!」と言われ支部に。
熊谷カネさんは以前ラジオ放送の「アイヌ語」講座を持って
いた方で、様似町岡田に住んでいた岡本惣吉さん(アイヌの酋
長さんでした)の娘さん。

私は自分に持ち合わせていない?(母親から教わったという)
カネさんの、たおやかな立ち居振る舞いに惹かれ、それ以来
ずっと仲良くさせてもらっています。

前から「今縫ってるものをブログで紹介したいから写真と話
を聞かせてね」って言っていたのが、やっと実現。
カネさんが私に見せてくれたのはこれ!
アイヌ語で「チカルカルペ」という衣装。

ひと針ひと針に丹精込めて作った、母から娘への晴れ着だそう
な。
この衣装のお手本になるものと言えば、本に載っていたこの一
枚の写真だけなんだと聞かされました。

その写真を見ながらコツコツと、休みなく縫っても1日に出来
るのはたったB5の大きさ位だとか…頭が下がります。

母の愛情がチカルカルペを縫う元気の源だったのかなぁ~とも
思いますね。
白い模様の部分は色を抜いて作っている様にも見えますが、実
はちゃ~んと型紙通りに、白の生地を切りながら切ったその端
に糸を添え、絡み縫いをして仕上げていくのだそうです。


実際に手にとり、その細かく縫ったチカルカルペを見ていると
アイヌ文化の保存に頑張っているカネさんを始め、様似支部の
皆さんの頑張りに「ご苦労様で~す!」。

今はまだ途中ですが、いずれは「アイヌ協会のコンテスト」に
出品とか?
その時には、どうぞ皆さん足を運んでじっくりと間近で見てあ
げて下さいね。

カネさんの様に、様似町には色々な分野で地道な活動をしてい
る方々が沢山いらっしゃいます。
「みんなみんな~、様似町が大好きなんだよねぇ~。だからだ
よねぇ~!」
「あれ~っ!アポイ岳ジオバーク・ブログでも同じことを書い
てたぞ、お母さん?」

今日は大通りの国道の雪が取り除かれ、実家(会所町)近くの砂
浜がいつの間にか「こ~んな雪捨て場になってましたよ~!」




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