「キャ~!怖いよ~!助けて~!キャ~!」って言いながら
雪山(多分、様似っ子なら知っている高村牧場の山?)のてっ
ぺんから滑ってくる様似っ子達が写っている、広報「さまに
」の3月号の表紙。
「わたくしたちは、アポイをあおぎ、くろ潮にきたえ育った、
様似町の町民です。わたくしたちは、先祖の意志をうけつい
で、強くはばたく住みよい町をつくります」
これは「様似町」の町民憲章です。
月初めになると、この広報「さまに」が各自治会を通して全
戸に配布されます。
私が楽しみにして最初に見るのは一番最後の戸籍の窓。
「今月は何人亡くなって…、何人生まれて…、何組結婚して
…人口は何人で…、その増減は…」と気になる部分だからで
す。
今月もその数字を見て、ま~たガックリ!
「8人亡くなって生また赤ちゃんはたった1人だけかぁ~」
ってね。
私の子供だった頃には約10000ちょっとの人口があったのに
それが大きな工場の火がひとつ消え…、ふたつ消え…その度
に8000、7000、6000…と段々少なくなって、とうとう日高で
一番人口の少ない町となりました。
…でも他の町よりも元気!元気!
町の宝「アポイ岳ジオパーク」があります。
これを起爆剤にして沢山の人達にここ「様似町」を知っても
らえるからね。
先日の日高報知新聞に「様似町、8月より中学生以下の医療
費は無料!」と載ってました。
「いゃあ~!たいしたもんだ!」と思いましたねぇ~。
この様な制度が確立出来た町に住んでいる者として、この町
を誇りに思います。
でも上には上がいるもの、今朝の北海道新聞には「ゆりかご
から22歳学生まで医療費無料」と大きな見出しが出てました。
その町とはラベンダーで有名な南富良野町です。
観光の町としてラベンダーで「町おこし」をした結果でしょ
うか?
こういう形で町民に還元出来るというのは本当に素晴らしい
です。この
記事を読んで「アポイ岳ジオパーク」のもつ意味をじっくり
と考えてみる必要があると思いました。
そして町民ひとりひとりが意識を持って取り組み協力してい
けば、やがて南富良野町の様な制度も確立できる…と。
今日は午後から食堂の窓から見えるアポイ岳を見ながら、沢
山の方々から戴いていた手紙に返事を書いて過ごしてました。
さて…今夜はお得意様がお泊まり。
「お母さん?この方は蕗と花鰹が嫌いだからそれを使わない
で献立を組めやぁ~」
「したら?どんな献立にしようかねぇ~?」
「お母さんに任せるからよ~」
「あいよ~!じゃあ、この2つを使わないばいいんだねぇ~。
任しといて!」
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