2007年11月3日土曜日

文化勲章を頂いた父は今!

文化の日の今日…沢山の功労者が発表されましたね。
日高内からは7人受賞しました。
様似町中央公民館で町功労者が表彰されています。

手前味噌ではありますが…女将の父も昭和63年4月29日に昭和天皇より
「勲5等瑞宝章」を戴きました。
その時の概要を見てみると…もって生まれた強い奉仕の精神に富み、社
会福祉問題に大きな関心を持ち…長きに渡り民生委員や行政管理庁の行
政相談委員として尽力され…と書いてありました。

その父も91歳になり町の「特別養護老人ホームソビラ荘」にて健在です。


女将が物心がついた時には毎日毎日「今日も会議、明日も会議」といい、
家にはいなかった父。
でもしっかりと父の存在感はありましたね。
母はよく…「自分の家庭はほったらかして!出てばかり〜!」なんて言
っていたのを小さいながらに覚えています。
今、父は「俺が死んだら勲章を一緒に入れてくれ!」と言っていますが、
見舞うごとに体が小さく小さくなっていくのは寂しいもの…。

人に優しく、人が困っていたら手を貸してあげる〜そんな極々普通の事
を…小さい頃から私は「教えられた」のではなく…父の姿を「見て育っ
た」んだと、つくづく思います。
色々なところで困っているお年寄りをみたらもう堪らずに…手を貸して
しまうんですね。
父の血をしっかりと受け継いでいるのは確かです。

女将は父の様にはいきませんが人には優しく…困った人には出来るだけ
の力を貸し…自分自身は静かに、穏やかに生きていきたいものだ …と思
います。
人の為にも優しかった父ですが、それ以上に娘である女将の人生の苦しか
った時も、楽しかった時もどんな時でも、怒らずおごらずジィーと暖かく
見守ってくれた父が大好きです。

6時20分…女将の体調を心配して…今朝もお見舞いを続ける犬の白ちゃん。


父親大好き女将の文化の日は…久々に「駅前民宿」の臨時休業にあわせて、
お休みを頂きましたので…早速孫に会いに新ひだか町までのお出かけにな
りました。



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