様似町がスッポリ…冷蔵庫というよりも冷蔵ストッカーの中に入った
感じでした。
朝6時50分…客もいないのに早起きとなりました。
「様似ソビラ荘」の父の食事介助。
行く度に小さく、細く、開けなくなった目と渇いた舌が痛々しく…胸
がしめつけられます。
娘の女将が目の前にいるにもかかわらず…「お前は誰だ？」と言われ
…食事介助は悲しいものにかわりました。
帰り道…元旦には見えなかった素晴らしい日の出に出会い、 ダイヤモ
ンドの様な輝きに見とれ、父から受けた悲しい気持ちを慰めてくれたの
は言うまでもありません。
「アポイ岳」、「エンルム岬」、「大通り地区」の裏の太平洋。
今日の日の出は…「初日の出？」…と思える程の感動ものでした。
更に昨年の「駅前民宿」6月12日のお客様・自転車北海道一周を実現し
たSASAKI様からグリーティングカードが女将の携帯電話に届き、元気
をもらいましたね。
世界をまたに今年はイラン、アルメニア、グルジア、トルコを走ってく
るとか…女将の頑張りなんか、ほんのちっぽけな事。
上には上がいるものですね。
「沢山泊まった宿の中でも駅前民宿の女将さんの事は忘れていませんよ」
と言って下さり…嬉さが悲しさに勝ちました。
その気持ちをもったまま…となり町「浦河町」の「浦河神社」で行われ
る恒例の「騎馬参拝」を見たくて走りました。
天候に恵まれ沢山の人々に見守られて、一段一段拝殿に登って行く人馬
一体の姿には、この土地ならばの見応えがありました。
下で見ていた女将も思わず…「頑張れ〜！」と言っていました。
感動有難うの新年二日目となりました。
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