洞爺湖サミットの北海道警察。

今朝は吹雪気味の道を走り父の元へ。


仕事始めの方もいらっしゃいましたね。
今日の女将はまだ少々、お正月気分。
…退屈しのぎに引き出しの中をいじり始めたら、ある一枚の紙を発見！！

… それは今から13年前…平成7年の秋の終わりの頃の事でした。
オーストラ リアからの家出少年がいました。
日本の祖母を頼りに来たという。
宛てのない自転車の旅に出た少年と「駅前民宿」と地元の「幌満(ホロマン)
駐在所・佐藤 徹巡査長」の関わりでした。
その紙には… 浦河署幌満駐在所の佐藤 徹巡査長のもとに、千葉から家出を
してきた少年がいると民宿経営者のご夫妻から連絡があったのは、昨年晩秋
の寒い朝でした。
佐藤さんが本人に会ってみると、就職試験に失敗し、家族ともまくいかず、
家出して帰りたくないとのこと。
「そんな簡単にあきらめては駄目だ」と佐藤さんは、少年を親や兄になり、
代わって慰め、ずっと勇気づけたのです。
夕刻ようやく立ち上がった少年を、必要な額の現金を持たせ列車に乗せる事
ができました。
その後、無事帰宅と聞き、感動したのは「駅前民宿」の夫妻でした。
北海道警察本部長宛てに書かれた手紙がナント…便箋10枚。
事の次第と取り扱いへの感激の思いが細かにしたためられており、佐藤さん
を含め読んだ人すべてを感動させたのでした…と書いてありました。
(これは平成8年春の月報に載ったものです)。

逆に女将を感動させてくれたのは…当時の北海道警察島田本部長さんでした。
本部長さん直筆の返事が届いたからです。
今年は「洞爺湖サミット」開催の年…「北海道警察は忙しくなるだろうね〜」
と当時の佐藤巡査長を思い出し、警備が厳しくならない内に有珠山麓の我が家
で寛ぎたいもの。

明日朝は今年一番の冷え込み…マイナス6℃とは考えただけでも身が凍りそう
…「う〜っ！寒い！」、電気敷布にもぐりこみ…「皆さん、お休みなさい」。



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