「コンコ〜ン!起きていますかあ?TAMARUさん?」とドアをノック。
昨夜、寝る前の約束通りに部屋に起こしに行くと、上手な日本語で
「ハーイ!起きています!」の返事が返ってきました。
アメリカはニューヨーク生まれの彼女、19歳。
陽気で ハキハキとしていて物怖じせず、若さ一杯の彼女を見ている
とその行動力は羨ましいもの。
日本語はベラベラ〜我が家の主人的にはホットした彼女とのやりとり
でしたが、逆に私はと言えば、覚えている英語を使って「ちょこっと
話してみたかたったな〜?」なんて…「ざんね〜ん」。
夕食の方付けを終え…私と彼女は、エンルム岬や観音山へ。
そこから見えた遠く襟裳岬の灯りに大興奮。
様似の町の美しさにスッカリ惚れて…「いつか、きっとまた是非来ま
す」の言葉を残し、今朝始発便に乗り富良野へと旅立っていきました。
たった一晩とは言え、国の違いなんて何にも無いんですね。
日に焼けた若い肌が一層チャーミングでした(主人の弁ですが、笑)。
夕べはもう一人自転車で来たアメリカ青年が、アポなしで宿泊。
外国人も気軽に宿泊して和やかに寛いでいってくれるのは、これまた
嬉しい事。
…当民宿も国際的?「人類皆兄弟」って思いますよね。
だからこそ私達は「人との出逢い」が大好きです。
そう思ってお客様に接すると、なぜか優しくも出来、思いやる事が出来、
いい関係でお付き合いも続けられるのではないか?と。
日増しに弱っていく父にどうしても聞いてみたくて、夕食介助の時に…
「私に言いたいこと、なにかある?」と聞いてみたらなんと…「お前の
目はキラキラと、とっても綺麗だなぁ!」と覗き込む様に近づいていた
私の顔を見ながら、か細い声にもかかわらず一生懸命に言ってくれた父。
「これが最後の言葉かも?」なんて思うと泣けて泣けて〜。
「明日も長生きしてくださいね、父さ〜ん!」。
あの彼女も、自転車の青年も、無事に目的地に着いただろうか…。
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