「雛祭り」に逝った彼女を想う…

雛祭り、お雛様、桃の節句…と色々と呼び方がある今日3月3日。
今夜の滞在さん達には、駅前民宿の私達から「ちらし寿司」を。

様似の味処「喜味乃屋」の名物、焼き鳥もつけての夕食でした。


気の早い女将の私は…「さっさと片付けてしまわないとお嫁さん
に行けない」のジンクスを守り、午後から館内のひな飾りを片付
けてしまいました(笑)。
考えてみると「 …？…？…？まだお嫁に行ってない娘なんてい
なかったやぁ～？」なんて。
4人の可愛い雌雛さん(孫の女の子達)のために方付けちゃったと
思えば…「まぁ～いいかぁ？！」と、ひとりで納得。

今夜はお通夜に参列です。
56歳の若さとは…惜しまれてなりません。
亡くなった彼女のお兄さんとはクラスメイト。
今夜の雌雛様は、頭が良くて静かな雰囲気の教育者であった彼女
の様で…。
彼女の沢山の教え子達の嗚咽が聴こえてきそうでなりません。

昨日ブログに書いたいい言葉…「静かに(行く)逝くものは健やかに
(行く)逝く、健やかに(行く)逝くものは遠くまで逝く」。
行くはいくでも今日の「いく」は「逝く」の字。
遠くに逝った彼女に想いを馳せて、早めの夕食支度。
華やかなちらし寿司を作りながら…今夜の悲しみに複雑です。
ひな飾りから春の花に変わった館内の 彩りに慰められて…。


それでは行ってきます。



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