「様似・矢本蔵五郎とその時代」の講演会に

朝から様似の景色は雲谷の中に消え、雄大な「アポイ岳」も、
海に突き出た会所町の「エンルム岬」も、そして「親子岩」
も全て…な～んにも見えませんでした。


羽田空港も丁度この時間？視界が悪く、沢山の欠航便が出て
たそうで？
全くもって…この天気「如何せん！」(お父さんの口癖ですが)

会所町の私の実家からも、いつもなら真っ正面に見える「ア
ポイ岳」もこの通り雲谷の中、昔名残の土蔵だけしか写ってい
ませんでした。


この白い土蔵のそばには、嘗て主人が勤めていた「日交ハイヤ
ー」もあって、会所町生まれの私の恰好の遊び場でした。

「日高米穀」所有の建物でしたが、今は様似町の大切な宝物に。
釘を一本も使わずに建立されていて、移管の折にはこの様に綺
麗に修復、現在まで保存されています(この土蔵に関してのお
話は元様似町郷土館にいらした羽立さんに助言を戴きました)

また…土蔵の後ろの山がソックリなくなっていてビックリした
方もいるかもね～。


土蔵は「駅前民宿」から距離にして1.5km、歩いて15分の所、
「様似郷土館」の直ぐ手前にあります。
様似町へお越しの方は是非この白い土蔵にも見入って下さいね。

今夜は明治初期から会所町にあった「矢本蔵五郎」の店が、様似
の人々の暮らしを支えてきた歴史を語ってくれる講演会(北海道
史研究家瀧澤正さんの)があります。

瀧澤先生も我が家をご利用してくれるお客様です。
そんな訳で滞在さん達の夕食は部屋の方へ運ばせてもらいますね。
「我が儘言ってごめんなさい。それでは行ってきま～す！」

そう言えば…「幼なじみの中に矢本君って男の子がいたっけなぁ
～？一緒に遊んだあの子はもしかして矢本蔵五郎の末裔だった？
あ～ぁ、ロマンを感じちゃう～！」




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