2010年6月17日木曜日

牡丹に込めた私の願いは~?

やっと花畑の牡丹が咲きました。
今になって思えば例年より遅いなあ~と思うのですが、そんな
事さえも雑用にかまけて気がつかずにいました。

この花が咲き…蕾が膨らみ…満開にならぬうちに私はいつもや
ることがあります。
先ず、長い間我が家で働いてくれた隣のおばちゃんの家の仏壇
に一本(例年はおばちゃんの亡き母親へのものだったのですが、
今は昨年亡くなった旦那さんも加わって)…。
二本目は主人のご先祖さんと両親と前妻さんへ…。

そして最後の一本は私の最初の夫の仏壇に…。

大事に大事に3本の枝を切り、供えました。

でも…残念な事に花畑に残した一本の牡丹の花、大好きだった父
の仏壇にも、と思っている内に夜中に降った雨で花びらが落ちて
しまい「御免ね~父さん」

「立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花」
この言葉の様に「せめてシャンと背筋を伸ばし…、座った後ろ姿
も凛として…、シャナリシャナリと歩く姿の色っぽさ」…と、い
つもそうなりたいと思うのですがなかなか…ね?

「立てば大木、座れば根っこ、歩く姿はなんとやら~」の私、い
やはやどうにもなりません(笑)
忙しくチャカチャカと動く私には耳の痛い言葉です。

夕べのブログに載せたあの可愛い「サマニユキワリ」

その写真を撮った九州からお越しのMさん、今朝は失意の旅立ちで
した。
「雨だったけれどそれなりの準備と装備のお陰で綺麗な写真が撮れ
ました」と喜びながら、私に写真を見せてくれてたのに…今朝、そ
の取り込んだ(名前はちょっと忘れましたが、デジタルカメラの様
な)物の画面が、湿気で写した沢山の画像が出てはきません。
更に携帯電話も使用不可能になってしまいました。
不幸が重なりお気の毒で仕方がありません。
「どう、慰めてあげればいいのか」と迷う私に「大丈夫です。きっと
メーカーに出したら直る筈!大丈夫!」と言ってくれたMさんでした
が「でも…Mさん?あなた達はそう言いながら心の中では泣いていた
んだね~?きっと。宿泊代金に受け取ったお札が泣いていたよ!な~
んか湿っぽくて濡れていたんだよ~!」

この7日利尻・礼文島から始まった花を撮る旅、様似町のアポイ岳は
この旅の終わりだったとか。
「Mさんも…、沢山の写真達も…、どうかご無事でいて下さいね~!」




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