朝…起きて一番先に民宿玄関のカーテンを開けようとしたら
上がり框まで一杯の雪。
「お~っと!ど~うした、この雪?」
何がどうしてこうなったのか?考えている余裕もなく、新し
い玄関マットを取りに行き…、お客様が起きて来ない内に箒
で雪をかき集め…、雪にすっぽりと覆われてしまっていたお
客様の靴の雪を払い…、ストーブの前に新聞を敷いて炙り…、
お客様のチェックアウトの時間に間に合う様に「なんとかせ
ねば~(泣)」とそればかりを考えて走り回りました。
「お父さんってば~!起きて~!起きてよ!!早く~!」
ベットのそばまで行ってまだ「グゥ~グゥ~」もんのお父さ
んを(たたき?!)起こしました。
こんな原因になったのは昨夜はさほどでもなかった天気が一
変し朝にはなんと外は荒れ狂っていました。
様似がこんなになるなんてそうメッタにありませんからねぇ
~、腰が抜けるくらい驚いちゃいました(笑)
昨夜JRでお越しのお客様、外に出掛けて帰宅した際にキチ
ンと玄関の戸を閉めてなかったらしく、戸の隙間から雪が入
り込んでいたとわかりました。
この時点から始まった2010年の駅前民宿の「クリスマス」は
一日中、吹雪の中の雪かきとなりました。
お父さんの後に続いて私もフリースの膝掛けを頭からすっぽ
りと被り。体裁なんか考えずに雪かきに頑張りました。
賄ったついでに「行こう行こう、行こ~ってば!ねぇ、お父
さん」
お父さんを引っ張ってご主人がいないお友達の雪かきまでや
っちゃいました(大変な時はお互い様)。
気がついたらもう …昼。
「イヤハヤ~、疲れました(泣)」
土日で監督さんも帰り「ヤレヤレ~」と。
そんなとこに「母さん、今晩からまたうちの若いもんを頼む
じゃあ」と電話が…。
「あちゃあ~!、雪かきで疲れて今日はゆっくりと休むべな
ぁ~、って言ったばっかりだったのに~。でもお母さん、や
るぞ!やるぞ!」
お父さんから気合いをいれられ「あいよ!」と言った途端に
肩に激痛!
「ああ~っ!痛たたぁ~!」
「あっ、そう言えば五十肩だったんだ~!」
「お父さ~ん、手が上がらんわ~どうしよう(泣)」
「だ、か、ら…雪かきしなくていいって言ったべ~。」
「あ~ぁ、またやっちゃった!」
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