会社の○○だよ～」と予約の電話をくれた五年振りの現場責任者の
○○ちゃん。
今夜から乗り込みの懐かしい顔、顔…まだまだ顔…が続きます(笑)。
あの時の若かった顔も、どことなくオジサン臭くなり…「いいパパ
になったんだね…」と言った私に「パパどころか俺…二人の孫の爺
ちゃんさ！」と言われてしまいました。
夕食前に…「昨年暮れから賄いのおばちゃんが入院してね～仕方な
いから二人で頑張っているのさ～」とそんな話をしていました。
さぁ～てと、ここからがあの小泉総理の様に私達も「感動した!!」
と言いたい話をいたしましょう。
「母さんと父さんだけでやっているなら早くご飯を食べた方がいい
んだべ？それなら今から食べるわ！」と…夕食開始30分前の、時間
は午後5時半。
「お膳を下げる時は、数も数だから大変だねぇ～やれやれ！頑張る
しかないねぇ～」と、言っていた私達の話を聞いていたのか…次々
と厨房に、な～んと、みんな自分自身で食べ終えたお膳を運んでき
てくれたんです。
「駅前民宿はセルフサービスです」…なんてどこにも書いていない
のに～？
世話役さんが言うことには…「母さん達が大変だから、俺達が先に
手本を見せたら他のお客さんも運んでくれるだろうから…」と。
一日中寒い現場で、厳しい仕事をして来た滞在さん達が、私達を思
いやって自らが動いてくれた…なんて事はかつてなかったもの。
厳つい感じの強面さんの様に見えた、あなた達のその優しさに父さ
んも母さんも…「感動した！」。
母さんが…「いい先輩をもってあんたは幸せ者だね」って言葉に泣
いていた一番若いO君…君も「感動!!」して泣いていたね。
今夜も母さんの大きな手のひらには、ビッシリと覚えなくてはなら
ない新人さんの 名前が…ほ～らね。
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