また今日も女将の一日一善をお話します
〜というより15年15善というべきところでしょうか！
私はある時、イチゴ作りの農家の奥さんと仲良しになりました。
15年前の母の日にポツリ…と「私には子供がいないから貰う
楽しみも あげる嬉しさも味わうことがない」と。
私も悲しい気持ちになりましたが…、とっさに「私が子供になり
母の日をしてあげるから楽しみにいて！」っていっちゃったんです。
それからというものは自分の母のプレゼントは忘れても、ここへは
一度も忘れずに15年続いています。
自分で自分にご苦労様〜とおもうこともあります。
主人のお陰もあって続けられたかなぁ…とまた感謝しています。
今年のお返しにはこんな立派なイチゴが届きました。
義理の子供への思いをいっぱいにして旨味をつけた甘い〜甘い〜
イチゴでした 。
来年もまた母の日のプレゼントを待っていてね〜といいながら、ひと
つぶ、ひとつぶを口に運ぶ女将でした。
写真は、朝もぎ取ったあとなので赤い実がみえませんが、様似はイチ
ゴもがんばっています！
7月まで採れるそうです。
これまたこの土地独特の涼しさがいいみたいです 。
アポイ岳の高山植物のようにいい条件が備わって、イチゴもこの時期
まで収穫できるとか。
今日は女将の人情話でした。
駅前民宿は今日も明るく家庭の雰囲気で頑張っていますよ〜。
今夜のデザートは愛情タップリ詰まったイチゴをお出ししま〜す。
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