2009年7月6日月曜日

人に優しく生きれれば…いいなぁ!って

我が家の前は「日高信用金庫様似大通り支店」。
通帳の記帳が済んで帰ろうとしたら、信金前の縁石に腰を落と
し荒い息をしているお婆ちゃんがいて …。
良く見ると、遠~い昔に逢った事のある顔。

「あれ~っ?○○○の○○さんとこのお婆ちゃんでないかい?」
「そうだけんど?あんた、どしてわしを分かってるのさぁ~?」
「昔若い頃に良くお婆ちゃんの家に行ってたっしょ~私?!」
「あれ~!そ~いえばそんだ!そんだ!あんたの顔を思い出した
やぁ!」ってな会話が続き…「お婆ちゃん?どうした?こわいの
かい」「うんだ!バスさぁ、乗って帰るだども脚、痛くて帰るの
大変だなぁ~と、思ってしゃがんで(座って)いたべさぁ~!」
「お婆ちゃん、直ぐ送って行くからここで、待っててよ」…とる
ものも取らず愛車のジープを横付けに…。
(こんな高さの車のシートに乗せる私も私だぁなぁ~?なんて思
いながら、まずかったかなぁ?お婆ちゃん? )
「お婆ちゃん、私がお尻を持ち上げるからお婆ちゃんも頑張って
乗ってくれるかなぁ?」
「どっこらっしょ~!や~れ!やれ!」
道すがら長い年月を語り合った2人。

「あんた、前の旦那さんが亡くなってからはえらく頑張ったなぁ
~!今は優しくて良い旦那さんと一緒になって~、幸せで~、ほ
んにほんに、わしも嬉しいわ~!」って喜んでくれて。

降り際にお婆ちゃんが言った言葉…「こんなヨボヨボな格好して
いて、汚い婆に声を掛けてくれて、オマケに家まで送ってくれる
人なんて居なくなって寂しい世の中になったのに…あんたには有
り難くてしゃあないわ!」と。

車のシートの高さを申し訳なく感じていた私の気持ちが、こんな
言葉を言われ、逆に恐縮でした(笑)。

「いつか自分も同じお婆ちゃんになり、脚が痛く道に座り込んで
いたら、車にのせて送り届けてくれる人がいるだろうか?」って。
そんな社会になってほしいね。

毎日、目標にしていた「エンルム岬」頂上登りは「心臓持ち(私は
心臓弁膜症)の奥さんはやらない方がいいんでないかい?」の意見
を聴いて、中止することに…。

今朝玄関のカーテンを開けたら、白太郎に代わり猫のとらちゃんが
座っていました。もう…我が家の主?

女将の発想でこんな飾りつけをして正解でした。
…どう?「額の中の猫」に見えますか?(笑)






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