ますので、よろしく」との電話。
「今…どちらにいらっしゃいますか？」といつも通りの応対の
私に返ってきたのは「どちらに～？と言っても今、アポイ岳の
頂上から電話しているんですが～」と。
「アッ！そうそう！○○様はアポイ岳に登られてからの宿泊だ
ったんだ！」。
電話を聞きながらそう思いついたものの、私の口からでたのは
「お疲れ様で…お気をつけて行ってらっしゃい？！」な～んて、
チンプンカンプンな返事をしてしまいました(笑)。
未だかって「アポイの頂上からで～す!!」と電話を下さった方
はいませんでしたのでビックリ。
「感度良好なり～！」の頂上の電波状況を忘れていました(笑)。
頂上からの電話はパソコンの前にいた時だったのでパチリ!!、
これが食堂窓越しに見えた今日のアポイ岳頂上。
よ～く晴れていました。
食堂の窓のヤチブキの花。
92歳の母(私の)を乗せ１日早い母の日のプレゼント「優駿さく
らロード」の桜見物の帰り道で摘んだもの。
「最近、すっかり脚腰が弱くなってね～」と、言う母に見せた
い今年の桜。
「日頃のご無沙汰…吾亦紅」ではありませんが「日頃のご無沙
汰…桜並木」となりました。
身を乗り出して喜ぶ母の顔とヤチブキの花も一緒に嬉しそうな
いい写真が撮れました。
「母さん！桜の花をバックに写真を撮ってやるから立ってみて
くれる？！」 と言った私に…「わし…来年の桜、見れるかね？
この写真は冥土の土産だね？上手く撮ってくださいなぁ～」と。
「母さ～ん！元気でいたら来年もつれてきてやるから長生きし
てよ～」。
運転していたお父さんの顔も、ヤッパリ私と同じ言葉を言いた
かった様で。ちょっぴりだけど、親孝行した私達に「どうだい！
親孝行した後の気持ちはいいもんだろう？」と…鮮やかな幸せ
色(幸せの色…黄色？)してヤチブキの花は言いたげに。
電話の○○様もそろそろ疲れて帰る頃。
「もう少し一踏ん張りして元気に咲いて下さいなヤチブキさん!」。
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