よ～！」と、私に部屋をノックされた今朝のリ(李)ー。
午前８時13分発苫小牧行きのJRに間に合うように、朝食を食
べ(勿論お父さんと私と一緒に)急いで駅に荷物を運びました。
最後に運んだのは彼が一番大切にしている折りたたみ自転車。
日本の感覚？とはチョット違って、台湾では「自転車店経営」
は憧れだそうで「ゆくゆくは自分も経営してみたい」と語っ
てくれました。
流暢に日本語を話せたお陰で楽しい時間を過ごせたのも、彼
の努力の賜物。
「自転車店経営の夢もこの調子で実現してね～」
私達からのお土産？は「１泊２食のお代」と、途中下車し自転
車を踏んでまでも目的地へ行きたいと言う彼の熱意に負けて買
ってあげた「様似から勇払(苫小牧の手前の駅)までの乗車券」
でした。
…が何よりも無事に今夜の宿(マイナス10度まで耐えれると言
っていた寝袋に入ってどこかで野宿？)にたどり着いてくれる事。
でもね～「私達に会いたい！」と言う目的の他に「雪がいっぱ
い積もってる様似を見たくて」だったそうで。
「リ(李)ー？それは無理だ！無理だ！様似ってなぁ、雪が少な
くて良いところなんだ～。雪降るのを待ってたってそれは無理
だ！」
「そんなら…天気予報で7日には札幌が雪らしいから、札幌に行
けばいいぞ！札幌に」
それを聞いた途端、日程変更、リ(李)ーは雪が振る札幌に向けて
…行っちゃいました(泣)
「お父さんが言ったばっかりに、ほ～れ、見なさい！あ～あ、
行っちゃったぁ！」
「リ(李)ーが帰る12月８日、母さんは空を見上げるからね～、ま
た、いつか会いにおいでよ～！待ってるからね ～」
彼が私に置いて行ったのはこの一枚の完走図でした。
にほんブログ村
にほんブログ村 / ペンション ブログランキングに参加中です。JR日高本線の終着駅、様似駅前徒歩1分！北海道は様似町の駅前民宿、 今日のランキング順位は？↑ロゴをポチっとクリックしてくださ～い！
