2009年9月16日水曜日

日々、充実した生き方をしたいと思っていた矢先に…訃報が。

今朝の日の出は、アポイ岳頂上の左手からオレンジ色に妙に?
輝いて(食堂の中から窓越しに)。

私の1日は、朝一番にここのカーテンを開けてから始まります。
元気な夫と一緒に住みだした、育ち盛りの中2の孫と、3匹の
可愛い猫と、しっかりもんのママ猫と、そして駅前民宿をこよ
なく愛してくれる(チョット言い過ぎかなぁ?)お客様との日々。
癒されたり~癒したり~。


私の癒やしはブログ更新と、6人の孫と、そして他愛もない物
を活用して部屋飾り、つまりインテリアに没頭している時かな?。

インテリアと言えば、先月赤い帯をお弟子さんから貰い、私に
持ってきてくれた日本舞踊のお師匠さん(月1で泊まる)の事を
覚えていますか?。
今月もまた一本の帯をお土産にお越しでした。
青い空に真っ赤なハイビスカスの花をイメージした?帯。

お師匠さんにこの帯を下さった方は、今はもう73歳。
嫁入りに持ってきた帯だったそうです。
何年も思い出と共に大切にしてたであろう帯、その思いを考え
て今回は女将の筆字を入れタペストリーに。

いつもの胴前部分にも「ようこそ、いらっしゃいませ」の筆字
を足して完成です。


こんな鮮やかなタペストリーなのに今夜の私は涙、涙、涙、泣
けます。
夕方になって訃報を聞きました。
その人は大好きな「エンルム岬」の磯、山、海で遊んだ幼なじ
みのとし子ちゃん(享年57歳)。
昨日なくなったとの知らせに、一瞬!声を失いました。
縄跳び、石蹴り、陣取り、かくれんぼ、ゴム飛び、馬跳び、パ
ッチ、けんけんぱ、ありとあらゆる遊びをした日の事が走馬灯
の様に浮かんできます。
「近い内にあの頃のみんなが集まって、懐かしい昔話をしなが
ら美味しい物を食べて一杯やろうよ~」と、言っていた約束。
今になれば「早くやれば良かった」と悔やまれてなりません。
「あの働き者のとし子ちゃん」が、と思う度に涙がでて…嗚咽。

今夜のお客様には、泣いてほっぺを赤くした女将がお味噌汁を
運ぶことになりますが…「勘弁して下さいね、皆さんごめんな
さ~い!」
明日はとし子ちゃんのお通夜に列席で…悲しい夜になりました。




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