…こんな日はジィーッとしているのが勿体無くて、滞在さんが居なく
なった各部屋をくまなく掃除をし、夕食の献立を組み、食材を買いに
走り、「準備万端、滞りなく(いつもの主人の口癖なんですよ～)」、
午前中の 女将の仕事は終わり自由時間。
久々にゆったりと主人と向き合っての昼食でした。
様似町は「日高襟裳国定公園」の西の玄関…東の玄関は広尾町。
「とんがりロード」とも言われている、北海道の南のアングルを位置
するもの…地図で見るとハッキリと尖っているのが分かるでしょうか？
「駅前民宿」の年賀状には、いつも私達が撮った様似の風景写真を載
せた賀状を作るのですが…今年は父(女将の)が亡くなって、出すこと
は控えさせて貰う為…「ごめんなさいね」。
女将はいい天気に浮かれ、１日カメラマンになった気分。
タップリとお見せしますね。
浦河町から様似町に入り「塩釜トンネル」を抜けると「親子岩」や「
ソビラ岩」、「エンルム岬」、そして雄大な高山植物で有名なあの「
アポイ岳」が目に飛び込んできます。
…と、言うのはごくありきたりの説明ですが、今日はその逆バージョ
ンで「塩釜トンネル」手前の左手踏切から小高い山に車を走らせて撮
りました。
右へ～左へ～と、いろは坂を上るひとつひとつのカーブには、ちゃん
とシャッターチャンスの広場もありましたね。
上りきったところは「うとま高台」と呼ばれているとか。
少しずつ…高さが違うカーブから撮ったもので遠近が違うの、おわか
りですか？
ここも「様似町の絶景！」のひとつです。
様似町へいらしたら是非、このアングルからの景色を見て下さいね。
午後の山歩きの収穫…赤く色付いた 葉っぱと赤い実。
廊下の花に～と思っていたら滞在さんが一緒にモデルになってくれま
した(笑)。
午後6時、お茶や弁当の箱を抱えて…「ただいま～!母さ～ん!…疲れた
～！」の声が玄関から聞こえてきました。
「お疲れ様～！」…母の様に飛んでいく女将ですが今日はチョット首
の硬直がひどくて泣きが入っていま～す。
「タイガーバーム」を塗って「明日も元気に～！」って思いますが…
どうなりますか？
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