「うんうん！俺も今歩かないかぁ、お母さん？って思ってたのさぁ」
と。今日は朝から意見が合ってな～んか良い予感(笑)。
…電話を携帯に転送し、「親子岩にレッツゴー！ 」とは言いません
でしたが久々に「ルンルン!!」ツーショットでのお出掛けでした。
春爺ちゃんが居た特別養護老人ホーム「ソビラ荘」。
亡くなった9月5日からは、朝晩の食事介助に通うこともなく懐かしい
気分。今でも「じゃあ～ね！」と動かぬ指を折り、精一杯の感謝を込
めて娘の私にピースサインを出していた父の姿が目に浮かびます。
今朝もまだ昨日の夕日に紛れたままどこかにいる様な感じ。
すぐ横のウォーキングコース…「観音山」下の国道から海に向かって
延びています。町の人達の憩いの場。
潮の香りの浜風を受け、穏やかな海に浮かぶ「親子岩」に目をやりな
がらのウォーキングは実に癒されますね。
可愛い犬を連れていたIさんや知人のYさんとバッタリ。
Yさんはあと少しで奥さんが亡くなってから100日になるそうな。
寂しそうに俯いて歩いていた姿に胸が熱くなりましたね。
かつて主人も(平成5年に)私も(昭和60年に)、そしてこのYさんも(こ
の夏の終わりに)…同じ伴侶を亡くした者同士…お互いに話す言葉の中
にみえた、悲しさも悔しさも同じ想い。
いつの間にか話しながら歩いてた足も止まり三人で泣いてしました。
そんな私達を「そ～っとそ～っと」親子岩が慰めてくれている様で…
また泣けましたね。
「妻が亡くなって、本当に寂しい…」といった言葉。
「早かった死で情けないわ～」と言った言葉。
「母さんと歩いていたこの浜をいつも歩くと、心がな～んか癒されるの
さ…」と言った言葉。
打ち寄せる波が「親子岩」までみんな持って行ってくれて、明日からは
きっと元気になれる筈。
夏の海水浴やキャンプの人達での賑わいも今はありませんが…静かに静
かに人の心を癒やしてくれる「親子岩」。
明日の検査結果前の落ち着かない私も、お蔭ですっかり癒やされました。
癒やしの欲しい方…悲しみにうちひひがれている方…元気を欲しい方…
この景色に会いにきませんか？
ちっぽけな自分に気がつき、間違いなく元気になれる筈！
…「約束しま～す」。
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