昨夜素泊まりで泊まった青年を玄関先で見た途端…「何か光るものがあ
る！」と感じました。
主人がウォーキング帰りにぶらりと立ち寄った駅で商談成立？だったと
か(迎えに行ったお客様と会えなくて…可笑しいものですね人の縁って)
今朝はバスで襟裳岬へ出発。
お別れしたはずだったのに…午後、時間を持て余した女将の私が遊びに
行ったのは観光案内所。
襟裳岬から戻ったその青年にバッタリ!!と、また出会いました(つくづく
縁を感じましたね～)。
聞くと大阪工業大学生のO君。
「JRの青春18切符」を使っての北海道ぶらり一人旅。
青年の人柄に惚れた女将の優しさ…今夜もお泊まり決定となりました。
雨の中の観光案内…「やぁ～楽しく有意義な会話でしたね」。
昨日の24時間テレビの様に「愛」や「家族」の話で盛り上がり、彼…曰く
「僕は父、母、姉ちゃんが大好き！たまらなく大好き！この北海道旅行に
出て来てそれが良く分かった」と。
また、先輩が言った一言…「相手を怒らせた時には自分を反省し、自分に
悪いところがなかったかどうか？を考える事」を大事に生きているとも言
った彼。女将もジーンとさせられましたね。
彼に出会えた事と、優しい気持ち、そして家族への愛情をいっぱい、聞か
せてもらいもらいました。
「人生とは…？」「出会いとは…？」「親とは…？」「子供とは …？」
「家族とは…？」と、話している内に「駅前民宿」に着いても、車の中で
二人して泣いていました。
何がどうしたのか…二人とも泣けて～泣けて～。
お互いに感じるものがあったんですかね。
今夜は沢山の人の「愛」を感じてグッスリと寝て下さいね…明日の始発列
車でお別れ…「どうぞご家族を大切にして下さい」。
日増しに元気がなくなっていく「ソビラ荘」の父…瞑っている両目から流
れている涙を見たら悲しくて泣けました。
「父さ～ん！家族なんだから頑張って生きてよ～!!って、言っている私の
声が聴こえていますかあ？」
「もう私の声もわからないですか？」…明日も会いにいきます。
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