2009年3月31日火曜日

20年間、お疲れ様でした。

「パンバカパ~ン!パンパンパンパンパカパ~ン!おじちゃん!、
20年間の様似郷土館勤務…本当にお疲れ様でした」。
私の会所町の実家の近くにある「様似郷土館」。
ここ郷土館の周りは子供の頃の絶好の遊び場…石蹴り、電信柱を
使った陣取り合戦、かくれんぼ、縄跳び、缶蹴り、馬跳び…等と
おてんば丸出し、赤いほっぺたにおかっぱ頭の「クゥ~やん(小
さいときはこう呼ばれていた様で…)」は日が暮れるまで遊んで
いたもの。

またここには当時、今にも壊れそうな大きな木造の「会所」跡の
建物がありました。

今はこの様に「日高東部消防組合様似支署」が建ち、町の安全を
見守ってくれています。

ぐるりと全町を見渡す事が出来る突き出た場所…エンルム岬の麓
…にあります。

昔はエンルム岬から見る墓地方向の山はこんな感じでしたが、今
は道路画幅により削られ、国道336号線のカーブは急カーブから
緩やかなカーブになりました。


このブログを見た様似町出身者の方はきっと…「あれ~っ!今は
こんな風になったのかい?」って間違いなく言いそうですね~。

さてさて…今日のテーマに戻ります。
その「様似郷土館」へ。

おじちゃんから色々な展示物について説明を受けている時に「俺
…、実は今日3月31日で退職なんだよ~」と、淋しそうに言われ
、とっさに私は「何かしてあげたい!」と思い、みんなに知られ
ない様に抜け出し、花屋に走りました。
急いでアレンジしてもらった花束…「おじちゃん!長い間ご苦労
様でした」と言った途端に。私の方が逆に泣けちゃって…。


「花束を差し出した方が先に泣いてどうする?お母さん?」って
お父さんに笑われてしまいましたが、おじちゃんも「ありがとう!
ありがとう!」と言うだけで…感動の場面を作ってあげました。

「沢山の展示物の管理と整理の20年間、本当に大変だった」「こ
こに展示してある物だけで約2000点、様似町に関して保管してあ
る物はまだ9000点もある…これからの人生は、またそれらの物の
整理をしながら生きていきますよ」と、言っていましたね。
淋しいと思っていた今日の退職の日…私からの花束で忘れられな
いものになった様で…「喜んで貰えてよかた!よかった!」。
私も今夜の夕食の支度は、花束のお陰で嬉しい気持ちのままやれ
そうで~す…「ルンルン!」




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