アポイ岳の花達の近況報告で～す！

我が家のお父さんの一番嫌いな「雨」になり、今日１日の過ご
し方はきっとゴロゴロ…と寝たり起きたりとなりますか？

昨日は様似中央公民館にて「日高昆布フォーラム2009inさまに」
が開催されました。

私も是非出席を…と思っていたのですが、会場の席に付いた途端
にポケットの携帯が…「ブルブル～！」。
家に来たお客様に呼び戻されてしまい、やむなく欠席でした。
機会をみて後日、詳細はブログから発信したいと思っています。
頂いたパンフレットの写真、これがなかなか良い。

親子岩をバックに浜いっぱいの昆布、お分かりになりますか？
今年もまた７月から昆布採りがはじまりす。
沢山採れるといいですね！

さて土曜・日曜となると…アポイ岳にくる人はなんと150人を越し
ているそうで…。
今、アポイ岳にはざっと20種類以上の花が咲き、登山客の目を楽
しませてくれています。
でも現実は…「確かにあの場所に？あの花があったはずなんだけ
れどその花は無くなっていた！」 と、いう話も多々耳に致します。
これが悲しいかな「盗掘」の現実です。
先日も「イチョウランが咲いていますよ～と聞いてアポイ登山に
来たんですよ～」と言っていた、我が家に２泊お泊まりのお客様、
「やっぱり盗掘されていて無かった！」と悲しんでいました。


イチョウランの花はこんな可愛い花なのに可哀想ですね。
お願いだから…花図鑑を片手に、そ～っとそ～っと優しい気持ちで
花達に会って下さい。

「みんなのアポイ基金」も平成20年度の報告書も開示され、受入額
3281609円、事業実施金額738053円、そして残高2543556円となっ
ています。沢山のご寄付ありがとうございました。

我が家にお泊まりのお客様からもこの基金をご存知で、基金をお預
かりして役場に届けています。
是非…様似町のアポイ岳の自然を守る為に、ご協力をお願い致しま
す。私のブログから、この山の美しさを日々発信していきたいと思
います。

昆布の親子にやっと名前がつきました…後日のブログにて。
こちらは一足先に名前が付いたカンラン君とアポイちゃんで～す。

よろしく！





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昔遊んだエンルム岬の磯…お見せしましょうか？

ガラリと磯が曳くと…「バケツ持って、さあ～磯さ行くぞ！ま
かなえ！」(ちゃんと支度をしなさい！の意味)」と、みんなタ
モを持ったり、バケツを持ったりして、先頭行く父の後を歩き
エンルム岬の磯に降りたもの。

この当時は、磯から採ったウニやムール貝や昆布、つぶなどを
持って帰っても漁師のおじさんからはさほど睨まれる事もなく
…磯は格好の遊び場でした。

岬は今も昔とおなじ、全く手を付けられていない自然のままで、
で～んと町の中心に位置しています。
５人兄姉の一番末っ子の私は、長屋(エンルム岬の裾の家)の磯
でウニ採りに潜っていた兄(一番上の)や、磯の上に陣取ってア
ブラコを釣っていた兄(その下の２番目の兄)を見て遊んでいた
もの。エンルム岬を西側磯から歩き、東側の磯までぐるり一周
の磯遊びは父との楽しかった思い出。


海に突き出している赤灯台へと歩きながら、クルリと後ろを振
り返ってみると、そこには縦に伸びた断層の岩肌がハッキリと
見えます。

これがその裏側です。

(なかなか裏側まで見て帰る観光客はいませんが…こんな断層の
見られる裏側にも是非回って下さいね)。
「あっ！俺もここに行った事あるわ ！」とか「わぁ～、懐かし
い！」と思ってくれれば、載せた甲斐ありの今夜のブログです。

昨夜は(北海道の大地を車で走ること十年連続の千葉県からの)
S様との楽しい旅の締め括りの夜でした。
北海道に来て１番楽しい所は…「トロッコ王国美深」だったそう
な。旧国鉄美幸線(美深～仁宇府間21.2km)。片道5km、往復10
kmの旅。まるで自分が汽車の運転手さんになった気分の体験ゾー
ン。私も実はSさんと同じ、この「トロッコ紀行」に嵌っていま
す(笑)。「やめられなあ！とまらなあ！カッパえびせん」な～ん
てものでなく、兎に角「面白い!!」。


エンルム岬と同じく私はここが大好きです。
皆さんも一度は行ってみてくださいな！。

「あれあれ？…白や白？また来たのかい？今夜はあんたの手を借
りなくてもお父さんと２人で出来る人数だから来なくてもいかっ
たのに～」…。






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満面の笑みで…の宿泊でした。

早いもので今朝でお別れの田中先生。

27日午後5時57分…「ガタ～ン！ゴト～ン！」と駅に入る汽車
(ディーゼルカーですが…)の音を耳にした瞬間、私は老いた父
にでも会える様な娘の心境で先生を迎えました。
ピン！と真っ直ぐに背筋を伸ばし、姿勢の良かったハンサムな
先生…を想像していた私の前に現れたのは真っ白い髪の、少し
腰の曲がった初老？の父(…の様に思っていた)の姿でした。
かつて様似小学校にいた先生を見た私の第一印象でした。
我が家滞在２日間は様似に残る
教え子達の１人１人に今もって沢山の熱～い情熱…と、沢山の
温か～い愛情を昔と変わらずに注ぐ姿に感動！でした。

昨夜の夕食後…「駅前民宿が常にランキング(ペンション・民宿
・貸別荘の)上位になっているその訳を、沢山沢山！この目でし
っかりと見させてもらいましたよ」と。
100点満点を先生から貰った生徒の様に誉めてもらって。
教え子達(昭和17・18生まれ、昭和21・22生まれ、昭和23・24
生まれの)との再会に忙しかった先生でしたが、今朝最後の我が
家でのモーニングプレートを前にして…教え子達と会えた感動の
ひとつひとつを噛み締めているかの様に、ゆっくりとゆっくりと
食べていたのが印象的。

私の亡くなった最初の夫も先生の教え子。
二階の亡夫の遺影に語りかけてくれた先生の後ろ姿が小刻みに震
え、声を抑えて涙する先生に私ももらい泣き。

「苦しみや悲しみや辛さもあっただろうと思えたが、彼はいつも
ニコニコと笑顔を絶やさなかった子供でしたねぇ～」と、亡夫の
小学生当時を話してくれて…また泣けて。
明日30日は亡夫の月命日…「お母さん、先生から亡くなったパパ
(亡夫の事)の思い出を聞かせてもらい良い供養になったなぁ～」
と主人から言われまた泣けて。
泣いて…、笑って…、感動して…「田中先生、ありがとう!! 先生、
いつまでもお元気で～」





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日本百名山完登と洞爺湖マラソンの健脚がおいででした。

「白！あんた今日早いんでしょ？ど～れ、母さんが写してやる
かい？」と、デジカメ向ければまた「プィツ！」と横向くの？

…「そんな事、母さんには言われたくないね！おいらは父さん
が大好きなんだ！ホ～ラね！父さん、おいらに餌を持って来た
来た!!」


我が家のお父さんはしっぽ振ってなついてくるものが大好きな
人で、犬の白ちゃんまわかってしっぽを振りながら…(振らな
いのは女将の私だけかぁ？)。
毎日白ちゃんのお陰で夫婦の会話が保たれている様でして。
…「子はかすがい」と言いいますが「白もかすがい」ってとこ
ですね(笑)。

ここのところアポイ岳に登るお客様の宿泊が多くなりましたが、
皆さん実に健脚揃い。
先日のお客様の中にも…「日本百名山完登達成！」の偉業をな
した横浜市からのN様ご夫妻と、洞爺湖マラソンを完走してから
我が家においでになられたM様がいらっしゃいました。


N様は「811メートルの低い山なのに一度は登ってみたかった」
そうで、土日(週末は平均すると150人はくだらないとか)の混雑
を避けて、敢えて平日をお選びになられ、車で登山口まで朝5時
15分の女将の送りでした。

ゆっくりと疲れがとれましたら、山の感想を聞かせて下さいね。
またN様は42.195キロの洞爺湖一周をし、次の日のアポイ登山
をこなしました。
下山後はバスや車は使わずにただひたすら…徒歩で駅前民宿まで
やってきた人。

アポイ岳を下り国道336号線に出て、この看板を右に折れ、その
まま来ると様似市街に入ります。

洞爺湖マラソンの疲れも見せずに駅前民宿まで走っていらっしゃ
ったとはビックリ!!(我が家からアポイ岳登山口までは約8キロ)

どんよりと曇りお父さんの一番嫌いな「もさりやんこ」～ん！の
１日でした。
私も少々、疲れ気味…「アリナミン…？ アリナミン…？アリナミ
ンはどこだぁ？」




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駅前民宿が載っていた筈の「Ho」？と今夜のお客様は？

5月13日…「株式会社ぶらんとマガジン社」の取材をお断りした
にもかかわらず、それ以来ずっと良い関係でメールのやりとり
を続けていたスタッフのI様から嬉しい手紙を添えて、取材を受
け掲載されたであろう「HO７月号VOI.24」が送られてきました。


「小さな漁村で、のほほんと」と題をつけ、ピンク色に染めた夕
日の表紙に…「のほほんと～」と題うった人の優しさが伺え、あ
ったか～い気持ちになる本。
店頭に並んでいたら、ちゃ～んと様似町が載っていますから是非
買って下さいね(笑)


この本で「様似町に是非行ってみたい！」とか大好きになる人が
多くなる事を願いながら…。

今夜はスタッフのI様が「株式会社ぶらんとマガジン社」の今日の
ホームページ中の「ToHoHo日記」に次の様に…「取材を終えて出
社すると机の上に一通の手紙が…。


今回の取材をお願いしたのですが、お受けいただくことができな
かった様似の駅前民宿の女将さんからでした。
手作りの美しい便箋に、取材を断ったことを丁寧に詫びてくださっ
て、「夫婦で営む小さな宿であり、雑誌にのった事でお客様に迷
惑をかけるようなことになってはいけないから」 という理由を、
丁寧に思いやりあふれ綴ってくださっていました」と。
「I様、女将の方こそ感謝！感謝！ですよ～」。
様似町民は勿論の事、様似町を大好きな方はみんなみんな「HO７月
号」を買ってくださ～い。
駅前民宿は、そんな訳で載ってはいませんが、他の店が沢山載って
いますよ。

今夜は昭和29年春～33年秋まで、様似小学校にいたあの田中先生が
お泊まりです。髪の白さと、少々腰の曲がった姿だけは昔と違い…
あとはあの優しい先生のまま、今年は喜寿を迎えたそうな。

あっちからもこっちからも…そして「あっ！田中先生！」と言って
いるあなたの声も聞こえていますよ～！ お疲れ!!





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女将の癒やしの場所は…ここ。

浦河町堺町から山周りの静内線(ツルハやツタヤ店から)を山周
りで走り森垣牧場を過ぎ、坂を下り終えた左手にこんな光景が
目に入ります。


一瞬「…？…？…？」となるが、それらは全部人形。
実に良く出来ています。
まるで生きている様に作ってあります。
楽しい話をしながら…、自転車に乗りながら…、隣の人と笑い
こけている様に…、子供達の喜ぶ声が聞こえてきそうに…。
リアルに作られています。

だがそこにいる人の中の誰一人として動かないんです。
しばし車を止め見入ってしまいます。

そうしている自分に「ふふふ～っ！」と笑みがこぼれてきます。
初めて見つけた時の驚きが、いつの間にか自分の中で和みに代
わった瞬間です。
これらの人形を誰が作ったのか？…って。
その人はごく普通の主婦の方、素敵な感性の持ち主で～「そう
そう…そうなんです！ 昨年のクリスマス近くにヤッパリここに
は真っ赤な服を着て、大きなクリスマスプレゼントの袋を背負
ったサンタクロースの人形」があったのを覚えていますか？
(昨年のクリスマスの頃のブログに載せたのですが…)。

先日の孫の子守りに出掛けた朝は運悪く雨!!
でもご安心を～。
ちゃんと人形達は雨合羽を着せてもらっていましたね(笑)。


昨年の冬には大雪になりそうだからと家の中へ入れてもらってい
たり…と。
「優しい思いやり一杯の作り主に感謝ですね～サンタクロースさ
ん？」 そんな作り主さんと、楽しそうな人形達に、私はここを
通るたびに癒されています。

だから新ひだか町の孫たちの子守りはいつも山周り。
私のセラピーは山周りのこんなところにありました。
皆さんも賑やかな国道を走らずに山道をはしりませんか？
こんな可愛い人形達に会えますよ～!!





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やっちゃった～！やっちゃった～！女将の早とちり？

午前9時…掃除が終わり「さぁ～て一服しょうか？お父さん？」。
沖縄で有名なあの(東村高江の)「ヒロ・コーヒーファーム」の
朋ちゃんが送ってくれた美味しいコーヒーをいれて「飲もうか？
」と、思っていたところ…１台の車が駐車場に入ってきました。


「あっ、今日から乗り込みの○○会社の方かなぁ？どれどれ…
ちょっと挨拶 してくるか？」 と、立ち上がり民宿玄関の方に
歩いて行くと、トイレから出て来た若い新人さん？のお客様？
に(暗くて良くわからなかったのがこの話の始まりで…)向かっ
て「ハ～イ！こんにちは！ご苦労様でした。これから現場に行
くのかい？今日から数日間、よろしくね！」な～んて、声を掛
けた私に、彼は無言「…？・？・ ？」。
「今日から入る部屋、私に聞きもせずに入っていくなんて…？」。
その後ろ姿を見て更にまた私は思いましたね…「今朝仕事が終
わって帰ったこの部屋の○○さんによく似た人もいるもんだぁ？
まるで瓜二つだわ～？！」な～んて、まだ不思議な感じで…。
その上更に「いつも通りに会社名の名札を部屋に貼ってあるから
ちゃ～んとわかって荷物を置きに寄ったのかなぁ？」なんて。
「じゃあこれから現場に行くのかい？行ってらっしゃーい！」。

その彼はまだ不思議そうな顔で無言「…？…？… ？…？」
「それにしてもどこかで最近会った様な顔？夕べ30貫の生寿司
を旨い！！旨い！と食べていた○○君にそっくり？！」と、ま
だそんな事を。

するとやっとその彼が「母さん！俺…今朝まで世話になっていた
○○なんだけど？…」と言い出して、初めて私の早とちりだと
気がつきました(笑)。
「そう言えばなぁ？現場から帰る時に荷物を持っていきますので、
部屋に置いていっていいですか？って、 俺…言われてたわ～お
母さん！」と一部始終を横で見ていたお父さんが。
「それならそうと早く言ってよ～お父さん」。
とんだ女将の早とちり振りでした(笑)。
「みんな、夕べの生寿司だけを思い出にして下さいな？！」





午後…そんな失敗談を言いながら潮がひいていた親子岩の浜辺
を仲良くウォーキング…「いゃあ失敗は成功？の元？前進在るの
み、歩け～歩け～お母さん！」とお父さんにはやし立てられなが
ら…(笑)。



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今夜が最後の滞在さん達への夕食は？

「オハ～ッ！イェ～イ！イェ～！イェ～イ！…」と、テレビで
見たのか、お笑い芸人の様にくぅ～ちゃんが来てくれたた嬉し
さを体一杯に表現してくれた孫達。


「また女将さん新ひだか町まで行ったのかい？」って？
「実は新ひだか町マーガレット幼稚園の新冠判官館への遠足で
した」と書ける筈だったんですが、着いてみたらなんと昨日降
った雨で中止でした(泣)。



お客様の朝食後の茶碗を洗い…出発のお客様へは、しっかりと
「お手振り」でお見送り…役割分担の部屋掃除もしっかりと終
えての出発でしたから、ちょっとがっかりでした。
でもこんな孫達の出迎えをうけては帳消しで(笑)。


昨夜こんな忙しい１日のために「明日の夕食は、はて～？お父
さん！どうしたらいいものかね？」と考えてしまいました。
色々と考えた駅前民宿の女将は良いことを思いつきまして(笑)。
長くいる滞在さん達は現場で食べる毎日のお弁当にも、我が家
の献立にも飽きていたり…なかなか外に出て生寿司を…なんて
は出来なかっただろうと、夕食はお味噌汁代わりのソーメン汁
と生協特注の「30貫盛り生寿司」に決定!!。

丁度いい具合に毎日毎日朝早くから夕方暗くまでの仕事に頑張
って、やっと明日が切り上げだったとか？
私達からの「ご苦労様でした」の気持ちも込めた最後のご馳走。
みんなワイワイ！ガヤガヤ！と楽しかった滞在の日々を、今夜
のサプライズが、ぜ～んぶ包んでくれたみたいで良かった良か
った。
みんなの胃袋の中に…、心の中に…、「30貫盛り生寿司」は、
しっかりと思い出になってくれれたかなぁ？なんて。

さぁ～また明日からは違う滞在さん達の乗り込み…。
「頑張るかぁ！」
「遠く旅しているプルプル兄ちゃん!!あんたも頑張れやぁ!!。
駅前民宿の女将も毎日応援しているよ～！」。





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