2009年4月6日月曜日

観音山のあの大きな木も介助が?

私は「駅前民宿」にバスやJR日高本線でいらした方に、是非お見
せしたい場所があります(当然、車でいらした方の皆さんにも)。

1…親子岩。
2…エンルム岬。
3…観音山。
4…観光道路から見えるアポイ岳です。

「日本ジオパーク」登録認定の、アポイ岳一帯の地形の意義深い事
は勿論です。
これらの1~4を含めて、様似町の観光全般にアリの様な小さな熱
意が、やがていつかは大きな象の様な力になればいいなぁ~と頑張
っている私なんですが…。

この中の3…観音山が今日のテーマです。
私がまだ小さい頃、この観音山では春、沢山の町の人達が頂上広場
に集い、「花見」と称して今は一般的な言い方の「桜まつり」が繰
り広げられたもの。
飲めや歌えや踊れや…の賑やかな「桜まつり」を思い出します。
春一番…紫色のエゾエンゴサクやピンク色したカタクリの花、白い
オオバナエンレイ草が次々と咲き誇り、一面の花園を演出してくれ
る斜面はまだまだこの通り。

今やっと冬の目覚めから覚めた様で…。
その斜面のいろは坂を上り詰めると、そこにはで~んと大きな老木
が右に見えてきます…これが「御神木」です。
体重○○キロ、身長163センチメートルの、今は大きい体の私もち
ゃ~んと小さい頃があり(笑)、この大きく見えた御神木の根っこの
間をくぐり抜けて遊んだもの。

今日久しぶりに行ってみると、この御神木も寄る歳には勝てず…つ
いに「食事介助」ならぬ「支え(?)介助」が必要の様でした。


老体に鞭打ち~ではなく、老木に支え棒を借りて~と、なった姿は
悲しい光景でしたね。
樹齢400年明治28年蝦夷三官寺(様似…等じゅ院、厚岸…国泰寺、有
珠…善光寺)の建立を記念して保護樹木となっています。

「駅前民宿」の主人は「緑効青汁」を飲み~、女将は「紀文の豆乳」
を飲み~と、少なくとも介助の要らない人生をと、祈るのみ。

千葉県のお客様との思い出話…「自覚の努力」で、今日も頑張ってい
ます。
密かに主人は女将よりも…女将は主人よりも…と、長生きせねばと、
思っているみたいで(笑)。
飛び込み客で俄かに忙しくなりました…それではまた、明日。


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