2011年10月1日土曜日

滞在の社長さんからサプライズのケーキが…(泣)

とってもとってもちっちゃくて可愛いイチゴを、一枚一枚の
花びらの様に飾ったこの繊細なショートケーキ。

どれひとつをとっても可愛いすぎて、食べてしまうには勿体
無い気がするショートケーキ。

一緒に暮らし始めた孫の16回目の誕生日は9月27日。
その後の夕食中のこと。
「なんだなんだ!ちゃんと前の日にでも言ってくれたらケー
キを買ってやったのに…な~んも言わないからおじさん、わ
かんなかったべ~」って、残念そうに言ってた社長Y島さん。
「ごっそうさ~ん!母さん、俺、チョコッと出かけてくるわ!
」と急いでどこかに行ってしまいました。

それから約一時間、戻ってくるなり居間の戸を開けて「おね
ぇちゃんよ、おねぇちゃん?ホレ!これおじさんからのプレ
ゼントだ!ホ~レ!」

すぐケーキの箱だとわかりました。
孫はビックリして「えっ!私にですか?あの~ハイ!ありがと
うございます!ど~もど~も!」
両手で受け取り涙目の孫とは違い、私は賺さず「ブログ用の写
真を撮らねば…」と携帯を向けたら、社長さんは急いで戸を閉
めてしまい「いいから~いいから~」と顔を隠してしまいまし
た(笑)

写真なしでも、充分にこの社長さんの優しい気持ち、皆さんも
伝わったものと思います。
あとから知ったのですが、なんとその社長さん、車を走らせ往
復40分、買う時間10分?の手間を掛けて隣町浦河町「錦屋」
さんまでケーキを買いに行ってきたそうな。

「なんもなんも…母さんが毎日俺達の洗濯をしてくれる、その
お返しを孫のケーキにしてやっただけさぁ」って。
社長さんの目にもお父さんの目にも私の目にも…そして一番感
動した孫の目にも涙、涙、涙でした。

錦屋さんのケーキはそんなに甘くなくて上品な味。
それがこの夜のケーキだけはとっても甘く、幸せな気分にさせ
てくれた味でした。

今朝はその社長さんも一旦現場を下がり、孫に手を振られ旭川
市の自宅にかえりました。

連続小説「おひさま」と同じく、駅前民宿と社長さんとのドラ
マも今朝は最終回となりました。
「あと一個だけケーキがのこっているけど、あれって誰の分よ
~?」とお父さん。
さてさてこれから三人のケーキ争奪戦が始まりそうで~す!


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