2010年5月24日月曜日

今も変わらずあのS先生には頭が上がりません。

私の高校時代の担任S先生から新鮮なアスパラが届きました。

チョットかすれた独特の声のS先生は、高校生だった私には
ドスが利いた強面先生という印象が強く、担任でありながら
どうも近寄りがたい存在でした(S先生と距離を縮めて接して
いた同級生が羨ましかったものでした)
やがて卒業し、長い時が経ち…強面そうに見えたその奥に、た
くさんの思い遣りと、優しい気持ちを持った先生だと知ったの
はそれから20年経った、私が37歳の時でした。
昔の人はいい事を言ったもの…「鬼(先生は決して鬼なんかで
はありませんが…)の目にも涙」とは。
その時に私が見たS先生は正にそんな人に見えました。

S先生も私も互いに歳をとったのでしょうか?
最近ではお礼の電話をしても、日頃のご無沙汰を詫びる電話を
しても…いつも電話の向こうもこっちも涙で終わります。
37歳で一旦終わった私の最初の人生に、元気をくれたのもS
先生。
47歳で、私がここ駅前民宿に嫁ぐまでの人生を、札幌の地か
ら見守り、そして今も気持ちを向け続けてくれているのは…S
先生と奥さんでした。
そしてS先生への恩を、しっかりと私と一緒に変わらずに続け
てくれている主人に心から感謝しています。
出掛けた先で何か美味しい物を見つけたら「S先生に送ってあ
げよう!」といつも思ってしまいます。

新鮮なアスパラを茹でるのは、我が家ではお父さんの役。
上手にいい柔らかさ加減に茹で上げてくれました。
私は早速、生のままアスパラを使いお昼ご飯のおかずに一品。
アスパラは斜めに切ってバターと塩胡椒でさっと炒め、卵を溶
かし大好きなゴーヤを加えて中華味で仕上げました。


天候不順で野菜が高いのに…「本当にS先生、奥さん、ありが
とうございました」

さ~て、滞在さん達がそろそろ乗り込みの時間になりました。
「お~い 、お母さん、やるぞ!やるぞ!夜のご飯支度にとり掛
かるぞ!」
いつもは物静かなお父さんなのに、気合いが入っている様です!
今夜は「サンマの蒲焼き(ちゃんと私の手作りで~す)」「豚の
生姜焼き」「揚げナス」「ルイベの刺身」味噌汁はなめこと油
揚げ」

いつの間にか外は雨に…。




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