…お客様玄関へと走ります。
「あの～、今日、予約をしていた様似太郎(仮に？)といいますが…」
「ハイ！ようこそ、お疲れ様でした。お待ちしていましたよ、どうぞ
～！お部屋はこちらです」…と、まぁ～これが当民宿のお客様をお迎
えする一連の流れです。
キープの部屋にはきちんと名札が下がりわかりやすくなっています。
「歓迎○○様」と筆ペンできちんと書きますが、この紙もなんとか
上手い具合にできないのか？と考え、ついに…これ!を考案。
方法は先ず、ラミネーターを使いこんな風に仕上げ、紙に合わせてフ
ァイルを切り取り、字は水性マジックで書きます。
翌日のチェックアウト後にはまた消して、今日のお客様の名前を書く
…ってな訳なんです。
この紙は毎回捨てていましたが、今度からは捨てる事もなく…これは
当民宿の「エコ」。
ついでに食事の際の着席位置に置く名札も同じく作り上げました。
「泊まった記念に？」…とこの紙を貰って行く方もいる位、ヤッパリ
これも来てくれたお客様への思いやり。
まぁ…たまにいらっしゃるお忍びの方や訳ありの会社の人(？)は、い
つの間にかこの名札を外し無くなっている事があるんです(笑)。
様似の田畑のに…まだ、刈り取られていない稲穂がありました。
殺風景な野原を黄色に色を変え「幸せを呼ぶ色」に見えたのは私だけ
でしょうか？
昔は「はさ」に掛けて乾燥させたものでしたが、今は乾燥機のお世話
になった新米ばかりとなるのですね。
「はさ掛け」をしている農家を探してみたら…「ありました！ありま
した！ヤッパリ風情があっていいですよね～」
段々、見れなくなる日本の風景のひとつですね。
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