年々鹿繁殖数が増加し、駆除のハンターの車を町の中で沢山見掛ける
様になりました。
我が家にも、もうかれこれ7～8年続けて群馬県からのハンターのお客
様がいらしています。
最初にいらして以来ずっと仲良くお付き合いをしています。
今年は車一台びっしりとお土産に野菜を積んでのお越しでした。
白菜、キャベツ、レタス、里いも、きゅうり、サツマイモ、大根等々。
お陰様で当分、食材には困りません(笑)。
一日に雄鹿は一頭、雌鹿は何頭でも…と制限を守り、毎日平均4頭狩猟
して帰ってきます。
今年はもうハンターのお客様も還暦…「ヘトヘト～クタクタ～」になっ
て帰ってきます。
その疲れ方がまた昨年とは違い、見ていると面白いんですね ～。
私も含め、寄る年にはヤッパリ勝てません(笑)。
パワフル女将も最近ではびっしりと病院通い…「年には負ける」という
ところですかね。
「父の死」以来…「命」というものを、つくづく考えさせられています。
「大事に生きて行きたい」…と。
ハンターのK様もN様も大好きなお客様ですが、毎日銃に撃たれている鹿
さんの事を思うと夕食に会えた時には顔を直視できない私がいます。
今日は何頭、撃ち取って来るのでしょうか？
主人とちょっと出掛けた山道でこんな面白い物を見つけました。
まるで家族でピクニックに来ているかの様に造ってあった「かかし」を…。
思わず嬉しくなりました。
そして…鹿も賢くなっているのですね～放牧されているサラブレット達と
一緒に草を啄んでいる姿を見かけました。
これではハンターも撃つことが出来ませんからね…。
「あ～あ！撃たれなくて良かったね～鹿さん！」。
ハンターさん達の話に加わりながら、ここのところ「命」について主人と
二人、複雑な心境です。
ハンターさん達の車が帰ってくると「おかえりなさ～い！」の出迎え…。
悲しいですね。
「撃たれた鹿さ～ん！ちゃんと良いところに逝くんだよ～！」と呟いてし
まいますね。ハンターさんには悪いですが…。
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