2008年12月20日土曜日

こんな初日の出が見れる様似へ

素泊まりでのお客様達…「母さ~ん!俺達朝早く、勝手に出て行くから
起きなくていいからな! 寝てていいよ!」と言ってはくれたものの、
やっぱり寝ている訳にはいかず…ちゃんと「またお越しくださいね!」
と手を降ってあげようと午前5時に起き、下に降りて来てみると、なん
ともう、もぬけの殻!。
スリッパを揃えながら暗闇の外に向かって「いってらっしゃ~い!」
ひとり女将の呟きでした(笑)。

暫くして「外が明るくなってきたなぁ~」と、ベランダから見ていたら、
段々と空の色がオレンジ色に変わっていくではありませんか。
「これは見る価値あり!ブログに載せなくては!」と。
ご飯支度のない朝で、急いで大通り生活館裏の護岸に走りました。




アポイ岳の稜線がこの様に鮮やかなオレンジ色に輝きはじめ、思わず…
「お~!神様!仏様!イエス様!全てのこの世の神様達よ!…」なんて
ちょっとオーバーですが、そんな言葉が口から出そうでしたね(笑)。
「やぁ~本当に今朝の日の出は綺麗!」…こんな景色を見れた私は幸せ
者…と。
今日の日の出は午前6時53分、アポイ岳から顔を出したのは午前7時。
そんな事を考えながら「どれどれ…このオレンジ色の光線を受けて、私
の後ろあるエンルム岬は?」と、くるりと向きを変えてみたら、なんと
その中に見えたエンルム岬の右手に、す~っと一本の虹が出てるではあ
りませんか?

「わぁ~!虹が出ている!エンルム岬もいい感じ!」もう…一人で興奮
しまくり。
この2つの綺麗な景色を見た人はこの町の中に何人いただろうか?
って思ってみたり「早起きは三文の得」を実感でした。

今、どこかで…リストラにあい、苦境のど真ん中で頑張っている様似が
ふるさとの人がいるとしたら、是非この景色を見て「俺の生まれた様似
町は今も昔と変わらず綺麗なまま、いつか俺もこの朝日の様に光り輝い
てみせるぞ!!」と、元気と勇気を湧かしせてくれればいいなぁ~とオレ
ンジ色の帯は綺麗な日の出に変わりました。

ごめんね。「帯」は明日に延ばしま~す。




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4 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

高校の頃、自分の部屋から見えた景色。
S39年生の自分が、胸が熱くなりました。
最上階から、どこまで下りていくのやら、
先の見えない愛知県で、頑張っています。
この市内にも何人も様似町出身者がいます。
この、ブログが一番の栄養剤になっている人が、たくさんいると思います。おかみさんのブログ応援しています。がんばるべ!

駅前民宿女将 さんのコメント...

私のブログで元気つけられている人がきっとどこかにいると…ヤッパリいたんですね。
コメント、読みながら泣けました。
淋しい時、悲しい時、目標を見失った時…様似の景色を見て元気出して下さいね。
「こんな世の中だものしかたないべさぁ~、でもお互いに頑張っていくべね~」。
懐かしい様似弁でこれからも「しゃべる」からね。
パソコンの向こうにとろんぼんさんがいる…と思って更新しますよ。

市右衛門 さんのコメント...

故郷の風景といえば、親子岩、エンルム岬そしてアポイです。故郷が懐かしいのは、風景はもちろんのこと、そこで共に生きてきた人たちと触れ合えるからです。女将のブログは、まさにそれを表現してくれております。
私はかつて「アポイマイマイ」に「牛乳瓶の音」というエッセイを載せてもらったことがございます。アポイ岳からの荘厳な朝日が描きたくて書かせてもらいました。今回のアポイの朝日は、言葉を失うほどの荘厳な響きを感じます。
15歳で様似を離れまもなく34年、東京に暮らし25年になります。女将のブログは、郷愁をかきたてる素晴らしいものです。いつも素晴らしい故郷の風景、ありがとうございます。故郷を出た者にとってこの光景がどれほど、懐かしいものか。

駅前民宿女将 さんのコメント...

市右衛門様、初めまして…と言うより、亡くなったお父さんに、私が小さいときに可愛がって貰っていました。
先日亡くなった私の父と友達でしたよ。
れっきとしたエッセイストの「市右衛門」さんからコメントを頂いて光栄です。
お母さんもお友達の一人、先日のブログに載せた写真はNo.42の寄稿文と全く同じ感動…。
いつでも訪問して下さい。